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J-GLOBAL ID：201702235681647165   整理番号：17A0015645

農商工連携で果樹を活用する 第48回 中小ワイナリーの統合化戦略とビジネスモデル

著者 (2件)： 斎藤修 ,  高部雅文 (全国共済農業協同組合連)
資料名： 果実日本
巻： 72  号： 1  ページ： 91-97  発行年： 2017年01月15日 
JST資料番号： L0963A  ISSN： 0913-8242  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中小ワイナリーの経営戦略を,原料調達とブランドポジショニング,原料ブドウ産地との関係から分析する。ワイナリーの原料調達チャネルは,(1)自社農場,(2)契約栽培農家,(3)県内又は他県生産者,(4)JA,(5)輸入原料の5つがある。小規模ワイナリーでは(1)が多く,規模が拡大するに従って(2)から(5)へとチャネルを拡大していく。原料と商品の関係を山梨県のC社を例に解説する。次に,山梨県,長野県,北海道を例としてワイナリーとブドウ産地との関係を解説する。また,原料ブドウ供給の新しいビジネスモデルとして醸造用ブドウを共同生産するTeam Kisvinを紹介する。最後に,中小ワイナリーの経営戦略を以下の3社を例として紹介する。(1)山崎ワイナリー(2003年に農家の経営多角化として新規参入,北海道三笠市),(2)畑山洋酒工業(1930年創業,山梨県甲州市),(3)井筒ワイン(1933年創業,長野県塩尻市)。

シソーラス用語： *食品工場 ,  *経営戦略 ,  購買 ,  チャネル ,  地域 ,  戦略 ,  販売 ,  モデル
準シソーラス用語： ビジネスモデル ,  *ワイナリー ,  原料調達 ,  産地 ,  販売戦略

分類 (3件)： 発酵生産一般  (FK01010B) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  ぶどう酒  (FK04024X)

引用文献 (3件)：

• 斎藤修「国産ワインの地域ブランド化と認証制度」(斎藤修『食料産業クラスターと地域ブランド』農文協 2007)
• 高部雅文「日本ワインをめぐる中小ワイナリーの経営戦略とチェーン構築」(平成24年度、千葉大学大学院園芸学研究科修士論文)
• 関東農政局「醸造用ぶどうの生産、流通等の実態について」日本ブドウ・ワイン学会発表資料、2016

タイトルに関連する用語 (7件)： 農商工連携 ,  果樹 ,  活用 ,  ワイナリー ,  統合化 ,  戦略 ,  ビジネスモデル