文献

J-GLOBAL ID：201702235772732168   整理番号：17A0336809

鉄鋼の試験/評価-8 疲労試験

著者 (5件)： 松永久生 (九大 大学院工学研究院) ,  松永久生 (九大 水素材料先端科学研究セ) ,  山辺純一郎 (九大 水素エネルギー国際研究セ) ,  山辺純一郎 (産業技術総合研) ,  松岡三郎 (九大 水素材料先端科学研究セ)
資料名： ふぇらむ  (日本鉄鋼協会会報)
巻： 22  号： 3  ページ： 138-142  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： L2666A  ISSN： 1341-688X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 機械・構造物の損傷の約6割が疲労によるものと言われている。本稿では,適切な疲労試験を実施するために,疲労試験器および代表的な疲労試験の概要について説明する。1)疲労試験として,曲げ疲労試験,軸荷重(引張圧縮)疲労試験,超音波疲労試験について述べ,代表的な試験機の特徴を示す。2)疲労試験片の種類,試験片の切削・表面の仕上げ方法・加工精度が試験結果に与える影響について述べる。3)棒状または板状試験片の疲労寿命試験は,破断までの繰返し数により表され,試験方法は応力制御(荷重制御)とひずみ制御に分けられることを述べる。4)疲労き裂進展試験は,油圧サーボ試験機を使用し荷重制御でおこなわれ,結果は応力拡大係数を用いて示されることを述べる。

シソーラス用語： *疲れ試験 ,  試験装置 ,  試験片 ,  寿命試験 ,  鉄鋼 ,  曲げ ,  軸方向荷重 ,  疲れ亀裂成長 ,  曲げ疲れ試験 ,  疲れ試験機
準シソーラス用語： 曲げ疲労試験 ,  疲労試験機

分類 (1件)： 材料試験  (HB02020U)

引用文献 (11件)：

• 西田新一:機械機器破損の原因と対策,日刊工業新聞社(1986)
• Y.Furuya, S.Matsuoka, T.Abe and K.Yamaguchi : Scripta Materialia, 46 (2002), 157.
• 古谷佳之:鉄と鋼,102(2016),415.
• N.Schneider, J.Bödecker, C.Berger and M.Oechsner : International Journal of Fatigue, 93 (2016), 224.
• ASTM E466-07 : Standard Practice for Conducting Force Controlled Constant Amplitude Axial Fatigue Tests of Metallic Materials, (2007)

タイトルに関連する用語 (4件)： 鉄鋼 ,  試験 ,  評価 ,  疲労試験