文献

J-GLOBAL ID：201702236094252497   整理番号：17A0297461

嗜鉄の血管内皮細胞への損傷作用とプエラリンの保護機構【JST・京大機械翻訳】

Protective effects and mechanisms of puerarin on alleviating siderocalin -induced vascular endothelial cell injury

著者 (3件)： Wan Qiang (Department of Medical Cardiology, the Affiliated Hospital of Jiangxi University of Traditional Chinese Medicine) ,  Yang Yuping (Department of Respiratory Medicine, the Affiliated Hospital of Jiangxi University of Traditional Chinese Medicine) ,  Liu Zhongyong (Department of Medical Cardiology, the Affiliated Hospital of Jiangxi University of Traditional Chinese Medicine)
資料名： Zhongguo Xinyao yu Linchuang Zazhi  (Zhongguo Xinyao yu Linchuang Zazhi)
巻： 35  号： 10  ページ： 741-745  発行年： 2016年 
JST資料番号： W1526A  ISSN： 1007-7669  CODEN： XYLIEU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】嗜鉄によって誘発されるEA.HY926の血管内皮細胞損傷に及ぼすプエラリンの保護作用と機構を研究する。【方法】嗜鉄926細胞を種々の時間(0,24,48,72時間)および濃度(0,5,10,20ΜMOL・L(-1))で処理し,MTT法およびフローサイトメトリーによって増殖およびアポトーシスを観察した。乳酸脱水素酵素(LDH)の活性と,高感度C反応性蛋白質(HS-CRP)と単球走化性蛋白質-1(MCP-1)の濃度を,比色法によって測定した。P-P38MAPK,,38MAPK,BAX,BCL-2蛋白質の発現をウエスタンブロットによって検出した。プエラリン(10,50,100ΜMOL・L(-1))とP38MAPK阻害剤SB203580(20ΜMOL・L(-1))を,プエラリンの介入効果と機構を検出するために加えた。【結果】対照群と比較して,10ΜMOL・L(-1)の嗜鉄は48時間でEA.HY926細胞の増殖を有意に阻害し,P-P38MAPKとBAX蛋白質の発現を上方制御し,HS-CRPとMCP-1の分泌を誘発した。LDH活性は増加した(P<0.05)。50ΜMOL・L(-1)プエラリンは,嗜鉄926細胞の増殖を阻害し,P-P38MAPKとBAX蛋白質の発現を減少させ,細胞アポトーシスを阻害し,嗜鉄蛋白質によって誘発されたHS-CRPとMCP-1の分泌を減少させ,LDH活性を減少させた(P<0.01)。SB203580は,SB203580よりも有意に高かった(P<0.05)。結論:嗜鉄は血管内皮細胞の損傷を誘導することができ、プエラリンはP38MAPK経路を抑制し、嗜鉄タンパクによって誘導される血管内皮細胞の損傷を軽減することができる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ウェスタンブロット法 ,  フローサイトメトリー ,  Baxタンパク質 ,  *防御機構 ,  アポトーシス ,  アップレギュレーション ,  比色分析 ,  保護作用 ,  乳酸デヒドロゲナーゼ ,  *血管内皮細胞 ,  MCP-1 ,  タンパク質 ,  MTT法 ,  バイオアッセイ
準シソーラス用語： 阻害剤 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： puerarin ,  siderocalin ,  p38 mitogen-activated protein kinases ,  endothelial cells

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  循環系の基礎医学  (GJ01020K)

物質索引 (1件)： プエラリン

タイトルに関連する用語 (3件)： 血管内皮細胞 ,  損傷 ,  プエラリン