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J-GLOBAL ID：201702236119275843   整理番号：17A0526885

2-イソプロペニル-2-オキサゾリン:リビングアニオン重合による明確なホモ重合体とブロック共重合体

2-Isopropenyl-2-oxazoline: Well-Defined Homopolymers and Block Copolymers via Living Anionic Polymerization

著者 (5件)： FENG Hongbo (Univ. Tennessee, Tennessee, USA) ,  CHANGEZ Mohammad (A’Sharqiyah Univ., Ibra, OMN) ,  HONG Kunlun (Oak Ridge National Lab., Tennessee, USA) ,  MAYS Jimmy W. (Univ. Tennessee, Tennessee, USA) ,  KANG Nam-Goo (Univ. Tennessee, Tennessee, USA)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 50  号： 1  ページ： 54-62  発行年： 2017年01月10日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(2-イソプロペニル-2-オキサゾリン)(PIPOx)は,多くの用途において大きな注目を集めているが,2-イソプロペニル-2-オキサゾリン(IPOx)のリビングアニオン重合は困難であった。著者らは,0°CのTHF溶液中,ジフェニルメチルカリウム/ジエチル亜鉛を用いた,IPOxのリビングアニオン重合により,定量的収率で6800~100000g/molの制御された分子量および単分散分子量分布(PDI≦1.17)のPIPOxの合成を解説した。さらに,スチレン(St),2-ビニルピリジン(2VP),およびメタクリル酸メチル(MMA)とのクロスオーバーブロック共重合により,リビングPIPOxの反応性を測定した。リビングPIPOxの求核性は,リビングPS>リビングP2VP>リビングPMMA>リビングPIPOxの序列であった。10:80:10および25:50:25の異なるブロック比を有するPIPOx-b-PS-b-PIPOxトリブロック共重合体の自己集合挙動を,透過型電子顕微鏡(TEM)を用いて検討し,球状および層状ナノ構造の形成を明らかにした。

シソーラス用語： *リビングアニオン重合 ,  *ブロック共重合体 ,  ポリオキサゾリン ,  リビングポリマ ,  求核反応 ,  ポリメタクリル酸メチル ,  トリブロック共重合体 ,  自己集合 ,  P2VP ,  単分散分子量分布 ,  重合触媒 ,  遷移金属触媒 ,  亜鉛化合物 ,  溶液重合 ,  連鎖開始反応 ,  連鎖成長反応 ,  重合開始剤 ,  芳香族炭化水素 ,  ビニル化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： 亜鉛触媒

分類 (2件)： 重合触媒,重合開始剤  (CG04070V) ,  重合反応一般  (CG04010H)

物質索引 (7件)： 2-イソプロペニル-2-オキサゾリン ,  2-ビニルピリジン ,  ジエチル亜鉛 ,  ジフェニルメチルカリウム ,  スチレン ,  ナフタレン・カリウム ,  メタクリル酸メチル

タイトルに関連する用語 (4件)： 2-イソプロペニル-2-オキサゾリン ,  リビングアニオン重合 ,  ホモ重合体 ,  ブロック共重合体