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J-GLOBAL ID：201702236366509516   整理番号：17A0591647

単斜晶系二酸化バナジウム棒の直径を制御する簡便な方法

A Facile Method to Control the Diameter of Monoclinic Vanadium Dioxide Rods

著者 (9件)： ZHANG Huafang (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  LI Quanjun (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  CHENG Benyuan (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  XU Ke (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  LAN Leilei (Yanbian Univ., Yanji, CHN) ,  ZHAO Shijia (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  LI Yingai (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  CUI Tian (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  LIU Bingbing (Jilin Univ., Changchun, CHN)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 17  号： 4  ページ： 2791-2795  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： V0₂(M)は,可逆的金属-絶縁体転移(MIT)が68°Cである重要な感熱物質である。本稿では,V0₂(M)のサイズ制御合成を系統的に調査し,反応物質の濃度を調整することによって直径を210nmから1μmに容易に制御できることを見出した。水熱反応中のV₂0₅の濃度を制御することにより,純粋なV0₂2(A)およびV0₂(B)ロッドを合成した。V₂0₅の濃度が減少すると,水熱生成物のロッド直径は120nmから1200nmに増加した。水熱生成物(V0₂(A)またはV0₂(A)とV0₂(B))の混合物の後熱処理により,純粋なM相の直径210nmから1μmのV0₂の合成に成功した。また,V₂0₅とシュウ酸のモル比を変えることにより,より高いモル比がV0₂(M)ロッドの狭い粒度分布をもたらすことを見出した。時間,温度,充填率,PH値,モル比を含む水熱反応の他の要因と比較して,V₂0₅濃度が最終試料の直径サイズ分布を決定する重要な因子であることが分かった。

シソーラス用語： *単斜晶系 ,  *酸化バナジウム ,  *金属-絶縁体転移 ,  *制御 ,  *化学反応
準シソーラス用語： サイズ制御 ,  二酸化バナジウム ,  水熱反応

分類 (3件)： 酸化物の結晶成長  (BK13050I) ,  金属-絶縁体転移  (BM02110T) ,  電子・磁気・光学記録  (NC06020F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 単斜晶系 ,  酸化バナジウム ,  棒 ,  直径