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J-GLOBAL ID:201702236369692812   整理番号:17A0347629

ラットの坐骨神経欠損修復における嗅神経鞘細胞の炎症性調節作用に関する研究【JST・京大機械翻訳】

REGULATORY EFFECT OF OLFACTORY ENSHEATHING CELLS ON INFLAMMATORY CYTOKINES IN REPAIR OF RAT SCIATIC NERVE DEFECT
著者 (5件):
資料名:
巻: 30  号: 12  ページ: 1538-1544  発行年: 2016年 
JST資料番号: W1493A  ISSN: 1002-1892  CODEN: ZXCZEH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:嗅神経鞘細胞(OLFACTORY ENSHEATHING CELL,OEC)移植によりラット坐骨神経欠損を修復した後、修復過程における坐骨神経局部微小環境因子の発現に対する調節作用を検討する。方法:緑色蛍光タンパク質(GREEN FLUORESCENT PROTEIN,GFP)遺伝子組換えSDラットの嗅球を採取し、GFP-OECを初代培養し、同定した。100匹のSDラットをランダムに2群に分け、右坐骨神経欠損(10MM長)モデルを作製した。ポリ(L-乳酸)共重合体[POLY(LACTIC ACID-CO-GLYCOLIC ACID),PLGA]神経導管を用いて欠損部を修復した。実験群(N=55)はカテーテルの両端にGFP-OECと細胞外マトリックス(EXTRACELLULAR MATRIX,ECM)の混合液を注入し、対照群(N=45)は等量のDMEMとECMの混合液を注入した。術後にラットの一般状況を観察し、6 H、1 D、3 D及び1、2、3、4、6週にWESTERN BLOTによりIL-4、IL-6、IL-13及びTNF-Αの発現を測定した。術後2,4,6週目に,GFP-OECの生存率を観察した。9週間後に,HE染色を用いて神経組織の形態を観察し,坐骨神経の感覚と運動機能を検出し,神経電気生理学的検査を行った。結果:免疫蛍光染色により、初代培養細胞はGFP-OECであることが分かった。ウエスタンブロット法は,IL-4の相対的発現が2~6週の間,対照群と比較して2~6週で有意に増加し,IL-6とTNF-Αの相対的発現が減少し,IL-13の相対的発現が1日目と3~6週目に増加したことを示した。統計的有意差が認められた(P<0.05)。術後2,4,6週に蛍光顕微鏡下で観察し,実験群の神経移植体内の神経再生端にはGFP-OECの生存があった。手術後9週目に,HE染色法により,再生神経組織はバルク,細胞形態は不規則となった。対照群の再生神経組織は空隙を呈し、細胞は明らかに減少した。術後9週に,実験群ラットの坐骨神経機能回復程度は対照群より優れており,後の坐骨神経の機能時間,坐骨神経機能指数,筋活動電位潜伏期及び複合筋活動電位振幅には統計学的有意差が認められた(P<0.05)。結論:坐骨神経欠損後のOECの移植は,IL-4とIL-13の発現を促進し,炎症性サイトカインIL-6とTNF-Αの発現を抑制し,坐骨神経の局所的炎症微小環境を改善し,坐骨神経の構造と機能の修復を促進する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  神経の基礎医学 

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