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J-GLOBAL ID:201702237153507134   整理番号:17A0088104

表面点滴灌漑と施肥のPopulus × euramericana cv.Guariento人工林におけるバイオマスと炭素蓄積を有意に増加させる

Combined surface drip irrigation and fertigation significantly increase biomass and carbon storage in a Populus × euramericana cv. Guariento plantation
著者 (4件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 280-290  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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高速成長ポプラ人工林は木材生産と炭素(C)隔離の両方に有利であり,世界的に多目的植栽が増加している。灌漑と施肥は半乾燥地帯における人工林の共通の管理方法である。しかし,表面点滴灌漑と施肥(SDIF)のポプラ人工林におけるバイオマスとC貯蔵に対する統合効果の定量的調査は少ない。本稿では,高速成長ポプラ栽培品種(Populus × euramericana cv.Guariento)人工林上で圃場試験を行い,成長季節における表面点滴灌漑と施肥の組合せを従来の管理(対照;CK)と比較した。2年間の反復実験により,SDIFがCKと比較して人工林中の樹木と土壌中のバイオマスとC貯蔵を有意に増加させたことを示した。実験(5年齢)の最初の年後のSDIF処理とCK林分の樹木バイオマスCは,それぞれ,6.20と4.05tCha?1であり,その差は2年目の実験(6年齢)後に,それぞれ,15.18と8.63tCha?1に増加した。SDIF処理樹木中のC蓄積はCK樹木と比較して最初と2年目に,それぞれ,53と76%高かった。SDIFは土壌C濃度も増加させ,特に,0から40cm深さの表面土においてそうであった。SDIF処理下の0~60cm深さにおける土壌有機Cは1,2および3年目に,それぞれ,45.42,50.87および61.32tCha-1であり,最初と2年目および2年目と3年目間の年増分は,それぞれ,12と21%であった。対応する土壌CKの土壌誘起Cは1,2および3年目で,43.08,43.57および47.92tCha-1であり,年増分は,それぞれ,1と10%であった。これらの結果により,ポプラ人工林におけるC蓄積に対する統合管理の有効性を確認し,樹木構成成分のC濃度の変化がないかぎり,それを林業管理に適用できることを示した。Copyright 2016 The Japanese Forest Society and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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森林生物学一般  ,  森林経営・経理 
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