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J-GLOBAL ID：201702237213815311   整理番号：17A0259100

婦人科悪性腫瘍と腎臓疾患を合併した患者の化学療法期間中に腎機能障害が出現した59例の臨床分析【JST・京大機械翻訳】

Clinical analysis of renal dysfunction in 59 patients with gynecological malignant tumor during chemotherapy

著者 (6件)： Li Na (Department of Obstetrics and Gynecology, Peking University People’s Hospital) ,  Li Xiaoping (Department of Obstetrics and Gynecology, Peking University People’s Hospital) ,  Wang Yue (Department of Obstetrics and Gynecology, Peking University People’s Hospital) ,  Cui Heng (Department of Obstetrics and Gynecology, Peking University People’s Hospital) ,  Wang Jianliu (Department of Obstetrics and Gynecology, Peking University People’s Hospital) ,  Wei Lihui (Department of Obstetrics and Gynecology, Peking University People’s Hospital)
資料名： Zhonghua Fuchanke Zazhi  (Zhonghua Fuchanke Zazhi)
巻： 51  号： 11  ページ： 818-824  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2336A  ISSN： 0529-567X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:婦人科悪性腫瘍患者と婦人科悪性腫瘍合併腎臓病患者の化学療法期間中に腎機能障害の臨床特徴と処理を検討する。方法:2000年5月~2016年4月に北京大学人民病院で診療した化学療法期間中に腎機能障害を伴う婦人科悪性腫瘍患者59例を収集し、その臨床特徴と処理を回顧性分析した。化学療法前に腎臓基礎疾患を合併するかどうかによって59例の患者を2群に分け、A群;化学療法前に腎臓の基礎疾患がなく、腎臓機能が正常で、計35例であった。B群;化学療法前に腎臓基礎疾患を合併し、計24例で、その中に化学療法前腎機能正常者10例、腎機能障害者14例であった。結果:(1)化学療法期間中に発生した腎機能障害の程度;A群の35例の患者の中で、化学療法期間中に軽度、中度、重度腎機能不全はそれぞれ24例(69%)、3例(9%)、1例(3%)、腎不全(腎不全)6例(17%)、可逆性腎不全1例(3%)であった。B群の24例の患者のうち、10例は化学療法前腎機能正常の患者で、化学療法期間中に軽度、中度、重度腎機能不全はそれぞれ7例(7/10)、1例(1/10)、1例(1/10)、1例(1/10)であった。14例の化学療法前に腎機能障害がある患者は、化学療法期間中に軽度腎機能不全から腎不全1例(1/14)、腎機能障害9例(9/9)、腎機能障害4例(4/14)になった。(2)化学療法期間中に腎機能障害が発生した場合の化学療法群は以下の通りである。45例(A群35例,B群化学療法前腎機能正常者10例)において,腎機能障害は11例(24%)において発生し,20例(44%)は第1~3例であった。4~8個の患者は10例(22%)で,8例は治療後4例(9%)であった。B群の化学療法前に腎機能障害がある14例の患者のうち、1例(1/14)は化学療法の第3の治療コースで軽度腎機能不全から腎不全になり、9例(9/14)は腎機能障害が安定し、4例(1/14)は第1~3目の腎機能障害が好転し、その後も悪化しなかった。(3)腎臓機能障害後の化学療法プランの調整情況は以下の通りである。化学療法前腎機能正常の45例の患者において、化学療法期間中に腎機能障害が発生する前にすべてプラチナ系薬物をベースとする化学療法を行い、腎機能障害を発生した後、いずれも細胞保護剤(アミフォスチン)を用い、化学療法プランにシスプラチンを使用した44例の患者のうち、24例はカルボプラチンあるいはオキサリプラチンに変更した。4例はパクリタキセル単独化学療法に変更し、2例は化学療法と透析を行い、7例は化学療法剤の用量調整を行い、残りの7例は腎機能障害が比較的に軽く、細胞保護剤のみを使用し、特殊な処理を行っていなかった。最終的に37例の患者は順調に化学療法を完成し、7例の患者は腎臓損害の病状が好転しないため、更に腎不全による治療を受けず、化学療法を中止した。化学療法終了後のフォローアップにより、37例の化学療法を順調に完成した患者の5年無病生存率は64.9%であり、7例は化学療法を完成しなかった患者の5年以内の無腫瘍生存率は14.3%であった。B群では化学療法前に腎機能障害がある14例の患者において、4例の腎臓機能障害が比較的に軽い患者はシスプラチンを主とする連合化学療法を行い、6例はタキソール+カルボプラチン(TC)化学療法(その中に2例はTC化学療法と透析を行い、3例はタキソール単独化学療法を行った。1例はオキサリプラチン+テガフール+酸(FOLFOX)化学療法を行い、14例はすべて化学療法を順調に完成した。化学療法終了後,5年以内の生存率は57.1%であった。結論:化学療法薬物は婦人科悪性腫瘍患者の急性腎機能障害を誘発し、腎不全を引き起こし、婦人科悪性腫瘍合併腎機能障害の患者の病状を悪化させることができる。従って、化学療法は婦人科悪性腫瘍患者の腎臓機能に対する影響を重視し、特に腎臓疾患を合併し、腎機能障害患者の化学療法プランの選択を重視すべきである。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *薬物療法 ,  *腎不全 ,  生存率 ,  シスプラチン ,  カルボプラチン ,  *患者 ,  病院
準シソーラス用語： FOLFOX療法 ,  フォローアップ ,  オキサリプラチン ,  腎機能不全 ,  *腎機能 ,  原発性疾患 ,  臨床的検討 ,  婦人科悪性腫瘍 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Genital neoplasms ,  female ,  Drug therapy ,  Antineoplastic agents ,  Renal insufficiency

分類 (2件)： 泌尿生殖器の臨床医学一般  (GM01030E) ,  生物薬剤学(臨床)  (GY01022L)

タイトルに関連する用語 (7件)： 婦人科悪性腫瘍 ,  腎臓疾患 ,  合併 ,  患者 ,  化学療法 ,  腎機能障害 ,  臨床分析