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J-GLOBAL ID:201702237467086308   整理番号:17A0052349

乳児期の蛋白質摂取量および学齢期の心血管代謝健康:Generation R研究

Protein intake in early childhood and cardiometabolic health at school age: the Generation R Study
著者 (12件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 2117-2127  発行年: 2016年09月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,乳児期における蛋白質摂取量と,学齢期における心血管系代謝の転帰との関連性について検討することを目的とした。本研究は,集団ベースの前向きコホート研究に参加の2965人の子供で実施した。食物頻度調査票を用いて1歳時の蛋白質摂取量を評価し,エネルギー摂取量で調整した。子供の年齢が6歳の時に,著者らは,彼らの体脂肪率(BF%),血圧(BP)ならびにインスリン,HDLコレステロールおよおびトリグリセリドの血清レベルを測定した。これらの測定値を,年齢と性別のSDスコアを用いて,心血管代謝リスクスコアに組入れた。共変量調整モデルで,高蛋白質摂取量は,BF%の増加,拡張期BPの低下,およびトリグリセリドレベルの低下と相関した。著者らは,代謝転帰に関して,蛋白質摂取量と子供の性との有意な相互作用を確認した。層別解析から,蛋白質摂取量は,少女においてはBF%[10g/日当たり0.07 SD(95% CI 0.02;0.13)]およびインスリンレベルと正に相関するが,少年では相関しないことが明らかとなった。少女ではなく少年では,高蛋白質摂取量は,トリグリセリドレベルの低下[10g/日当たり-0.12 SD(95% CI -0.20;-0.04)]および心血管代謝リスク因子スコアの低下と相関した。蛋白質摂取量は,収縮期血圧またはHDLコレステロールレベルと常に関連するものではなかった。以上,幼児期における蛋白質摂取量は,少女では6歳時のBF%およびインスリンレベルの増加,少年ではトリグリセリドレベルの低下と関連した。これらの性差を究明し,観察された変化が成人まで続くのかどうか検討するためには,さらなる研究が必要である。Copyright 2015 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の臨床医学一般  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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