文献

J-GLOBAL ID：201702237787729599   整理番号：17A0699793

パルスLEDを用いたフラビンアデニンジヌクレオチドの蛍光の光分解の最小化【Powered by NICT】

Minimizing photodecomposition of flavin adenine dinucleotide fluorescence by the use of pulsed LEDs

著者 (6件)： ROESNER J. (Neuroscience Research Center, Charite Universitaetsmedizin, Berlin) ,  LIOTTA A. (Department of Anesthesiology and Intensive Care Medicine, Charite Universitaetsmedizin, Berlin) ,  ANGAMO E.A. (Neuroscience Research Center, Charite Universitaetsmedizin, Berlin) ,  SPIES C. (Department of Anesthesiology and Intensive Care Medicine, Charite Universitaetsmedizin, Berlin) ,  HEINEMANN U. (Neuroscience Research Center, Charite Universitaetsmedizin, Berlin) ,  KOVACS R. (Institute for Neurophysiology, Charite Universitaetsmedizin, Berlin. [e-mail])
資料名： Journal of Microscopy  (Journal of Microscopy)
巻： 264  号： 2  ページ： 215-223  発行年： 2016年 
JST資料番号： B0454B  ISSN： 0022-2720  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)蛍光の動的変化は,ミトコンドリア内酸化還元電位のエネルギー代謝依存性変化への洞察を可能にした。生体組織モニタリングFAD蛍光は光退色により妨害され,けい光記録の長さを制限した。添加では,これらの本質的な電子キャリアの光分解は,生物学的試料のエネルギー代謝と生存率を負に干渉した。パルスLED照明を利用して,ここでは,海馬脳切片における代謝と最低光退色と干渉の最大蛍光収率を与える最適励起条件を決定した。エネルギー代謝と生存性に対するFAD漂白の影響を細胞外カリウム濃度([K~+]o)における組織pO_2,電場電位と変化を監視することによって研究した。連続照明による光退色は,初期指数関数的減少と,それに連らなるほとんど線形減衰から成っていた。指数関数的減衰はパルスの照明と共に減速した。連続照明に匹敵する蛍光出力に達するのに十分な5msのパルス長さが,更なる期間増加した光退色を増加させた。同様に,光退色はパルス間間隔の短縮と共に増加した。光退色は部分的に可逆的過渡非蛍光性フラビン誘導体の存在を示した。連続照明に比べてパルス照射はFAD光分解,刺激誘導FADの改良されたスライス生存性と再現性,電場電位,[K~+]OとpO_2変化を減少させた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 生体組織 ,  *パルス ,  ミトコンドリア ,  *蛍光 ,  再現性 ,  照明 ,  酸化還元電位 ,  漂白 ,  生体試料 ,  *光分解 ,  指数関数 ,  エネルギー代謝 ,  電場
準シソーラス用語： *フラビン ,  光退色 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 脳スライス ,  エネルギー代謝 ,  誘発電場電位 ,  フラビンアデニンジヌクレオチド ,  海馬 ,  光退色

分類 (1件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

タイトルに関連する用語 (6件)： パルス ,  LED ,  フラビンアデニンジヌクレオチド ,  蛍光 ,  光分解 ,  最小化