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J-GLOBAL ID：201702237966423212   整理番号：17A0479715

地域資源を活用した再生可能エネルギー等の利活用技術の開発-草本を利用したバイオエタノールの低コスト・安定供給技術の開発-第2章 戦略的原料に対応した高効率バイオエタノール製造システムの構築 2 革新的バイオプロセスの導入による製造技術の高度化(1)オンサイト酵素生産効率向上と(半)連続生産技術の開発

著者 (2件)： 池正和 (農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研) ,  徳安健 (農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 572  ページ： 68-72  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オンサイト酵素生産技術を改良し生産コスト低減につなげるため,可溶性糖質連続フィード培養を軸とした培養技術の高度化研究を行った。種々の可溶性糖質を原料とした,T.reesei M2-1株の連続フィード培養による酵素生産特性解析結果より,セルラーゼ/ヘミセルラーゼの生産量・組成の制御に重要な主要因子を特定した。また,モデル糖液を用いた半連続培養による長期酵素生産を試み,220-280FPU/g-炭素源のセルラーゼ生産効率で,2週間程度の安定生産が可能となった。さらに,低純度・安価糖源としてのバイオマス糖化液の利用について検討し,アルカリ前処理稲わらの糖化液を用いた可溶性炭素源フィード培養おいて,セルロースバッチ培養やグルコース/セロビオースでの連続フィード培養に匹敵するセルラーゼ生産効率を達成した。(著者抄録)

シソーラス用語： 生産工程 ,  生物燃料 ,  エタノール発酵 ,  *酵素生産 ,  炭水化物 ,  Trichoderma reesei ,  *発酵過程 ,  *連続培養 ,  バイオエタノール ,  可溶性糖 ,  微生物 ,  不完全菌類 ,  不完全糸状菌類
準シソーラス用語： 可溶性糖質

分類 (1件)： 微生物酵素の生産  (FK03030L)

引用文献 (1件)：

• Ike M. et al, (2013) Controlled preparation of cellulases with xylanolytic enzymes from Trichoderma reesei (Hypocrea jecorina) by continuous-feed cultivation using soluble sugars. Biosci. Biotechnol. Biochem. 77(1): 161-166.

タイトルに関連する用語 (16件)： 地域資源 ,  活用 ,  再生可能エネルギー ,  開発 ,  草本 ,  バイオエタノール ,  安定供給 ,  戦略 ,  原料 ,  高効率 ,  製造システム ,  構築 ,  バイオプロセス ,  高度化 ,  酵素生産 ,  効率向上