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J-GLOBAL ID:201702238337831461   整理番号:17A0665191

熱的に誘起された相分離による三元合体/溶媒/非溶媒系からのポリフェニレンスルフィド膜の調製【Powered by NICT】

Preparation of a polyphenylene sulfide membrane from a ternary polymer/solvent/non-solvent system by thermally induced phase separation
著者 (5件):
資料名:
巻:号: 17  ページ: 10503-10516  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポリフェニレンスルフィド(PPS)膜を熱誘起相分離(TIPS)法によって調製した。ジフェニルケトン(DPK)を希釈剤として選択し,セバシン酸ジブチル(DBS)は,補助希釈剤として用いた。DPKへのDBSの重量比が10/66から17/59まで増加すると,PPS/DBS/DPKの曇り点温度は250から263.5°Cに増加し,結晶化温度は225.4から219.2°Cへ減少し,PPSと希釈剤間の相互作用パラメータは1.57から1.91に,所望のPPS膜構造を形成する鋳造溶液のためのより多くの機会提供すると変化した。DBS濃度が16wt%に達すると,枝状,連続,細胞構造をもつ興味あるサンドイッチ状PPS膜構造が得られ,得られた膜は,最も高い多孔性,優れた水透過性と最良の機械的性質を有していた。DBS量が増加すると,引張強さは0.55から4.22MPaまで改善し,破断伸びは3.69%から9.67%に増加したが,連続とセル構造を有する膜の機械的性質は球状粒子構造を有する膜のそれよりはるかに優れていた。ウシ血清アルブミン(BSA)をモデル汚染物として使用した膜の動的防汚特性を研究し,膜構造に及ぼすPPS濃度,冷却速度と凝固浴スタイルの影響を調べた。さらに,PPS膜は他の一般的な膜よりも強酸,強アルカリと有機溶媒に対する優れた性能を持っており,異常な熱安定性を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の薄膜  ,  高分子固体の構造と形態学 

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