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J-GLOBAL ID:201702238595135431   整理番号:17A0305152

ガンマ線源3FGL J2212.5+0703の暗黒物質サブハロー仮説の検証

Testing the dark matter subhalo hypothesis of the gamma-ray source 3FGL J2212.5+0703
著者 (18件):
資料名:
巻: 94  号: 12,Pt.A  ページ: 123002.1-123002.7  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 2470-0010  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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N体シミュレーションによれば,天の川スケールでの銀河には多くの暗黒物質(DM)サブハローが存在することが予言されている。これらのサブハローのいくつかは,もしそれらが十分に重くて地球に近ければ,DM消滅によるγ線として検出できるかもしれない。Fermi-LATの3番目の源カタログ(3FGL)における未同定γ線源の中の興味深い発見の1つは,空間的に拡がった源3FGLJ2212.5+0703の同定である。天体物理学的シナリオでは,どのような別の波長にも関係しない空間的に拡がった安定な源が生じることはかなり難しい。Bertoni et alでは,この源をDMサブハローの候補として提案した。この論文では,この源のDMサブハロー仮説を独立に検証するため,3FGL J2212.5+0703のFermi-LAT Pass 8データの空間的,時間的,およびスペクトル特性を再解析した。Bertoni et alとこの仕事の差は以下の点である。(1)2つの近くの極度に明るいブレーザーからの可能な混入を実質的に抑制するため,後方変換光子より角分解能がよいフロント変換γ線のみを考慮した。(2)スペクトル解析を約100MeVまで拡張し,b<span style=text-decoration:overline>b</span>模型と比較した現象論的形を導入することによるフィットの可能な改善に特別の注意を払った。(3)最初の4年間だけでなく,過去8年間の放射の変動を完全に調べた。これらの結果,3FGL J2212.5+0703は安定な空間的に拡がったγ線放射源であることを高い信用度で確証した。スペクトルは,DMのb<span style=text-decoration:overline>b</span>消滅から期待されるものとよく整合した。現象論的なLogParabolaスペクトルの導入によりフィットは少し改善した。これらすべての結果は,3FGL J2212.5+0703がDMサブハローであることを示すものであると議論した。
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分類 (2件):
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宇宙線起源  ,  仮説粒子とその他の素粒子 
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