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J-GLOBAL ID:201702238755492457   整理番号:17A0125183

ヤマビルsylvestrisのヒル唾液腺からの新規神経ペプチド(ニューロペプチドY HS)の同定と特性化【Powered by NICT】

Identification and characterization of a novel neuropeptide (neuropeptide Y-HS) from leech salivary gland of Haemadipsa sylvestris
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巻: 14  号:ページ: 677-682  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2647A  ISSN: 2095-6975  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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本研究はヤマビルsylvestrisのヒル唾液腺からの免疫調節成分を同定するようデザインした。SephadexG-50,資源(TM)Sカラムクロマトグラフィーと逆相高速液体クロマトグラフィー(RP HPLC)は唾液腺抽出物(SGE)を分離し,精製するために使用した。単離した化合物の構造解析は,Edman分解とマトリックス支援レーザ脱離イオン化飛行時間型質量分析計(MALDI TOF MS)に基づいた。化合物の前駆体をコードするcDNAを,H.sylvestrisの唾液腺のcDNAライブラリーからクローン化した。炎症性メディエーター,腫瘍壊死因子-α(TNF α),インターフェロンg(IFN g),インターロイキン-6(IL 6),および単球走化性蛋白質-1(MCP 1)を含むのレベルは,酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)を用いて分析した。細胞増殖と細胞生存能に及ぼす影響をMTTアッセイを用いて観察した。H.sylvestrisのヒル唾液腺からの新規な神経ペプチドY(ニューロペプチドY HS)を精製し,特性化した。は36アミノ酸残基で構成され,アミノ酸配列はFLEPPERPAVFTSVEQMKSYIKALNDYYLLLGRPRF N H2,アミド化C末端を含むと決定された。TNF-α,IFN-γ,IL-6およびMCP-1を含む炎症性サイトカインの産生に対して著明な阻害効果を示した。ニューロペプチドYは初めてヒルから同定した。ヒル唾液腺におけるニューロペプチドY HSの存在は,宿主から血液食を得ること及び炎症を抑制する助けとなるであろう。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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有機化合物の物理分析  ,  質量分析 

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