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J-GLOBAL ID:201702238803583936   整理番号:17A0470484

性ホルモン濃度とステロイド産生関連遺伝子発現の破壊トリアジメホンとそのエナンチオマへの曝露後のモンゴルRacerunner(Eremias argus)【Powered by NICT】

Disruption of sex-hormone levels and steroidogenic-related gene expression on Mongolia Racerunner (Eremias argus) after exposure to triadimefon and its enantiomers
著者 (8件):
資料名:
巻: 171  ページ: 554-563  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トリアジメホン(TF)は1個のキラル中心と二つのエナンチオマ(TF_1とTF_2)と広く使用されているキラル殺菌剤である。しかし,エナンチオ選択的レベルでの爬虫類の生態学的毒性に関する報告は少ない。TFは性ステロイドホルモンを妨害するかもしれない潜在的な内分泌撹乱物質である,テストステロン(T)及び17β-エストラジオール(E_2)である。著者らの研究では,トカゲモンゴルRacerunner(Eremias argus)はTFとそのエナンチオマに曝露された21日間経口投与した。血漿性ステロイドホルモンとステロイド産生関連遺伝子,17 beta ヒドロキシステロイド(hsd17β),チトクロームP450酵素(cyp19とcyp17),ステロイドホルモン受容体(erαとAr)を評価した。曝露後,100mg/kg~kgbw群で血しょうテストステロンレベルは上昇していたが,エストラジオールレベルは減少した。この現象はcyp19の変換,これはテストステロンのエストラジオールへの変換を阻害し,性行動に影響を及ぼす可能性によるものと考えられた。添加では,二つの鏡像異性体はホルモンレベルに及ぼす様々な影響,生物におけるTF_1とTF_2間の以前に報告されたbiotoxic非類似性に証明した。TF_2とTF群(100 mg/kg~bw)の肝臓及び生殖腺におけるcyp19mRNAレベルは有意にダウンレギュレーションされていたが,cyp17とhsd17βmRNAレベルはアップレギュレートされた。erαとAr mRNAレベルの発現は雄でアップレギュレートされ雌では見られなかった,これはTFは,これら二種類の遺伝子に性差を持つことを示唆した。以上の結果から見られるように,TF及びそのエナンチオマは性ステロイドホルモンとステロイド産生関連遺伝子に敏感に作用することによりトカゲ(E.argus)に及ぼす内分泌撹乱効果を持つかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響 

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