厚とソフトDLC被覆の機械的性質と腐食挙動【Powered by NICT】

Dalibon E.L.; Escalada L.; Simison S.; Forsich C.; Heim D.; Bruehl S.P.

文献

J-GLOBAL ID：201702238860905445 整理番号：17A0445649

厚とソフトDLC被覆の機械的性質と腐食挙動【Powered by NICT】

Mechanical and corrosion behavior of thick and soft DLC coatings

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資料名：
巻： 312 ページ： 101-109 発行年： 2017年
JST資料番号： D0205C ISSN： 0257-8972 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

DLC被覆は化学的に不活性,低摩擦係数と優れた摩耗抵抗を有している。H含有量とsp~3結合に依存して,「ソフト」または「ハード」膜に分類できる。本研究では,腐食と機械的挙動だけでなく,厚いDLC被覆の接着を研究した。が事実上非晶質水素化炭素膜を含むシリコン,被覆は窒化したオーステナイトステンレス鋼(二相試料)及び非窒化オーステナイト系ステンレス鋼(被覆試料)上のPACVDによって堆積した。膜はEDSおよびRaman分光法によって特性化した,硬度はナノインデンテーションによって評価し,微細組織を,光学顕微鏡およびSEMにより解析した。滑り摩耗挙動と摩擦を評価するために,ディスク試験ピンを行った。アブレシブ摩耗抵抗は,ASTMG65~乾燥砂/ゴムホイール試験を用いて試験した。水と砂フラックスのエロージョン試験を行った。耐食性は塩水噴霧試験と電気化学的試験により評価した。接着はスクラッチ試験を用いて試験した。目的は,接着,耐摩耗性と耐食性に関連するこれらの厚いDLC被覆中に存在する欠陥を系統的に特性化することであった。DLC被覆の厚さは約37μmであり,その硬度は12GPaであった。被覆は低摩擦係数を示し,約0.09であった。アブレシブ試験では,質量損失は無視でき,侵食実験では,質量損失は30%に減少した。腐食性能に関して,塩水噴霧試験における挙動は二相試料においてのみ良好であった。ステップを用いた3.5%NaCl中での定電位試験では,電流密度は二相試料の高い電位で増加した。膜接着について,臨界荷重はコーティングしたものよりもこれらの試料での方が高かった。窒化層は応力を減少させ,接着,腐食の伝搬速度の減少の関連を改善するための良好な界面は,移動欠陥が膜中に形成された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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金属材料へのセラミック被覆 , 機械的性質

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