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J-GLOBAL ID：201702238998213638   整理番号：17A0488620

震災記念堂(1930年竣工)の建設経緯について

THE CONSTRUCTION PROCESS OF THE MEMORIAL HALL (COMPLETED IN 1930) FOR GREAT KANTO EARTHQUAKE

著者 (3件)： KANG Myungchae (神奈川大 大学院工学研究科) ,  内田青蔵 (神奈川大 工) ,  須崎文代 (神奈川大 日本常民文化研 非文字資料研究セ)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 734  ページ： 1029-1038  発行年： 2017年04月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 関東大震災の記念建造物である震災記念堂に関して,その建設経緯を研究した。同建築の事業報告書である「被服廠跡」及び当時の建築雑誌,新聞記事を資料として設計競技の経緯と各種批判,伊東忠太への設計依頼と建設工事の概略を整理した。その結果,1)当初案から実施案まで大きく8回の設計変更が行われたこと,2)最終的に寺院建築を基調とした純和風意匠の建築となり,その理由として,納骨堂を兼ねた慰霊建築の機能重視,出資者・区民の意向,国民の精神文化の考慮等が挙げられること,等の知見を得た。

シソーラス用語： *記念建造物 ,  震災 ,  古建築 ,  *競技設計 ,  建築家 ,  *建築様式 ,  意匠 ,  文献調査 ,  建築設計 ,  寺院
準シソーラス用語： *震災記念堂 ,  関東大震災 ,  伊東忠太 ,  和風仕上 ,  建築意匠

分類 (1件)： 競技場,展覧会場,記念建造物,その他  (RB05070C)

タイトルに関連する用語 (2件)： 震災 ,  建設