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J-GLOBAL ID:201702239038369009   整理番号:17A0091012

フラボノールグルコシドと抗酸化酵素生合成は種々のタマネギ栽培品種(Allium cepa L.)中の菌根菌により影響される

Flavonol Glucoside and Antioxidant Enzyme Biosynthesis Affected by Mycorrhizal Fungi in Various Cultivars of Onion (Allium cepa L.)
著者 (6件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 71-77  発行年: 2016年01月13日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,タマネギ(Allium cepa L.)中のフラボノールグルコシドと抗酸化酵素生合成に対する菌根共生の影響を定量的に調べた。このために,異なる鱗片色をもつ5タマネギ栽培品種と3つの異なる菌根菌株(Diversispora versiformis,Rhizophagus intraradices,Funneliformis mosseae)を用いた。菌根菌接種はタマネギの全フェノール類,ピルビン酸,およびビタミンCを増加させた。しかし,これらの化合物の増加は接種した菌根菌によっても異なり,ケルセチン-4′-O-モノグルコシドとイソ-4′-O-モノグルコシド含有量はDiversispora versiformisを接種したタマネギ中で増加したが,ケルセチン-3,4′-O-ジグルコシドに対しては効果がなかった。ポリフェノールオキシダーゼ(PPO),カタラーゼ(CAT),およびペルオキシダーゼ(POD)のようなフェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)と抗酸化酵素活性の分析により全抽出PPOが菌根菌接種により増強されたことを明らかにした。これらの発見により,菌根菌接種が植物防御系を誘導することによりまたは栄養吸収を増加させることによりフラボノール類グルコシド類と抗酸化酵素類の生合成に影響することを示した。また,赤色栽培品種によっても抗酸化酵素類含有量は異なった。
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
野菜  ,  植物生理学一般  ,  異種生物間相互作用 

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