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J-GLOBAL ID:201702239187854328   整理番号:17A0025247

オリーブ(Olea europaea L.)における内因性2’-デオキシムギネ酸の検出から非イネ科植物中のムギネ酸ファミリーのフィトシデロホアの生合成が示唆される

The detection of endogenous 2’-deoxymugineic acid in olives (Olea europaea L.) indicates the biosynthesis of mugineic acid family phytosiderophores in non-graminaceous plants
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巻: 62  号: 5/6  ページ: 481-488  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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土壌から鉄(Fe)を獲得するためのムギネ酸ファミリーのフィトシデロホア(MAs)はイネ科植物だけが合成し,非イネ科植物はニコチアナミン(NA)を介してFeの転座を行っていると考えられている。本研究ではLC-TOF MSを用いて非イネ科双子葉植物であるオリーブの樹液中で2’-デオキシムギネ酸(DMA)を検出した。若い葉のトランスクリプトーム解析からNAシンターゼ,NAアミノトランスフェラーゼなどの推定酵素をコードする配列が明らかになった。本研究の結果から,NAとDMAの両方がオリーブ植物内で合成されており,オリーブ樹木のFe恒常性維持に寄与していると考えられた。
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植物の生化学  ,  植物栄養 
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