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J-GLOBAL ID:201702239242691694   整理番号:17A0313062

バイオマス急速熱分解油への無機元素移動:レビューと実験【Powered by NICT】

Inorganic element transfer from biomass to fast pyrolysis oil: Review and experiments
著者 (5件):
資料名:
巻: 149  ページ: 96-111  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: A0298B  ISSN: 0378-3820  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高速熱分解バイオ油は,バイオマス材料の高速熱分解によって生成した液体生物燃料である。熱分解油は主に炭素,水素,酸素から構成されているにもかかわらず,無機元素の形で汚染は薬物の製造過程における熱分解油に元のバイオマス原料から移すことができた。これらの無機元素は高付加価値用途での利用の可能性を制限する,例えば,その後の処理段階で使用した触媒被毒によるのかもしれない。本研究では,バイオマス熱分解油からの無機元素の移動を調べた。最初の文献レビューでは,無機元素は熱分解過程で追跡できる可能性のある経路を決定するために行った。気相への固体からの無機元素の放出における重要なメカニズムは,生成した有機揮発性物質と固体材料中に存在する無機元素の間の反応であった。有機揮発分は固(細孔)表面上の無機元素と結合を形成し,後から成る分子は気相に放出される。16バイオマス材料の熱分解中の無機元素の移動に関する実験的研究を行った。結果は,アルカリ土類金属(Ca, Mg),遷移金属(Fe, Cu, Ni, Cd, Cr, Co, Mn, Zn)とポスト遷移金属(Al, Pb)は固体チャー副産物に大きく残っていることを示した。縮合する前に,ガス流からの不完全固体分離は,熱分解油へのそれらの移動の主な経路。非金属(S, P)では,硫黄は有機揮発性物質との反応による主に伝達される,一方,Pは主に固体チャー粒子の物理的エントレインメントによって伝達された。アルカリ金属(Na, K)では熱分解油に固体チャー粒子のエントレインメントも主要な経路,NaとKは,揮発性物質との反応により顕著に移動した。正常操作範囲(400 600°C)の熱分解温度の影響は小さいと思われる>バイオマス中に存在する全ての無機元素の95wt.%は典型的に熱分解オイル生成物から分離した。選択肢はさらに分離効率を増加させ,無機元素の存在は熱分解油の応用のための制限因子であるべきではないことを示すのに利用できる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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生物燃料及び廃棄物燃料 
タイトルに関連する用語 (5件):
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