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J-GLOBAL ID:201702239642807516   整理番号:17A0351124

イオン性グルタミン酸受容体拮抗剤MK-801とNBQXは,慢性関節炎ラットに対する鎮痛作用を示した。【JST・京大機械翻訳】

Analgesic effects of ionotropic glutamate receptor antagonists MK-801 and NBQX on collagen-induced arthritis rats
著者 (5件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 977-981  発行年: 2016年 
JST資料番号: C5014A  ISSN: 1671-167X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的;コラーゲン誘発性関節炎(COLLAGEN-INDUCED ARTHRITIS,CIA)モデルにおいて、異なるイオン型グルタミン酸受容体拮抗剤を使用する。すなわち、N-メチル-D-アスパラギン酸(N-METHYL-D-ASPARTICACID、NMDA)受容体拮抗剤MK-801及び非NMDA受容体拮抗剤NBQXは、グルタミン酸と相応の受容体の結合を遮断することによって鎮痛作用を発揮する。さらに、鎮痛作用における2種類の拮抗剤のラットの行為への影響、及び分子生物学的指標に与える影響について研究した。すなわち,これらのアンタゴニストを使用した後,ラット血清および組織液におけるシクロオキシゲナーゼ-2(CYCLOOXYGENASE-2,COX-2)およびJANUSキナーゼ-3(JANUS-ACTIVATED KINASE,JAK3)などの発現の変化を観察した。方法;CIAラットモデルを樹立し、体内研究を通じて、ラットの関節腔内に異なるイオン型グルタミン酸受容体拮抗剤MK-801とNBQXを注射し、CIAラットの行為と分子生物学的指標の変化を観察した。行動評価内容は,ラットの触痛および関節腫脹の状況を含め,触痛の場合は機械的足の閾値(PAW-WITHDRAWAL THRESHOLD,PWT)を用いて評価し,同時に法の容積を用いて腫脹状況を評価した。分子生物学的指標に関する研究は,ラットの心臓から採血し,およびを投与し,血清および組織液におけるアンタゴニストの使用後のCOX-2およびJAK3の発現の変化を検出した。【結果】;MK-801とNBQXは単独あるいは併用において鎮痛作用を示し(P<0.01)、鎮痛作用持続時間はいずれも24時間より大きく、両種類のアンタゴニストはいずれも注射後4時間で鎮痛作用のピーク値に達した。NBQXはMK-801よりも鎮痛効果が強かった(P<0.05)。MK-801とNBQXは単独で併用したとき,CIAラットの足腫脹を変化させなかった(P>0.05)。MK-801はCIAラットのCOX-2の発現を低下させ(P<0.01)、NBQXはこの作用を認めなかった(P>0.05)。MK-801とNBQXは,CIAラットのJAK3発現に有意な影響を及ぼさなかった(P>0.05)。結論;MK-801とNBQXはいずれも鎮痛作用があり、しかもNBQXはMK-801より強いが、両者は腫脹に対して効果が見られなかった。NMDA受容体はCOX-2炎症経路と一定の交差作用があるが、JAK3に対しては、それがイオン型グルタミン酸シグナル経路との交差作用が存在しないことが分かっている。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞膜の受容体  ,  中枢神経系  ,  神経の基礎医学 

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