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J-GLOBAL ID:201702239837181823   整理番号:17A0665040

有望な抗真菌治療薬としての生体適合性キトサン金ナノ複合材料のグリーン合成,物理化学的キャラクタリゼーションおよび抗カンジダ機能【Powered by NICT】

Green synthesis, physio-chemical characterization and anti-candidal function of a biocompatible chitosan gold nanocomposite as a promising antifungal therapeutic agent
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 15  ページ: 9182-9193  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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キトサン-金ナノ複合体(CAuNC)は還元剤を使用せずにキトサンと金(III)塩化物三水和物を用いて合成したグリーンであった。CAuNCにおける金ナノ粒子(AuNP)の形成と結晶性を,UV-可視スペクトルとXRD分析によって確認した。CAuNCの平均粒径とゼータ電位は308nmと+37.45mVであった。CAuNCはAuの13.56%(w/w)を含み,8.56ppb Auイオンポテトデキストロースブロス(PDB)に放出した。CAuNCはモデル生物としてCandida albicansを用いてその抗真菌活性を評価し,最小発育阻止濃度(MIC)および最小殺真菌濃度(MFC)は50~75μg/mL~( 1)として記録した。プロピジウムヨージド(PI)の取込およびFE-SEM解析結果はCAuNCは濃度依存的にC.albicans細胞の透過性と構造変化を促進することを示唆した。CAuNCの曝露は,ミトコンドリア膜電位を増加させ,ミトコンドリアの機能障害は活性酸素種(ROS)レベルを誘導し,酸化ストレスを増加させた。さらに,いくつかのC.albicans蛋白質の発現はCAuNC処理後に減少した。CAuNCは100μg/mL~( 1)まで哺乳類A549およびHEK293T細胞に無毒であったが,in vivo試験に適用することができることを示唆した。C.albicans感染したゼブラフィッシュは局所療法としてCAuNC療法後に回復し,CAuNCはカンジダ症に対する潜在的な抗真菌剤であることを示唆した。本報告では,C.albicansに対する強力な抗真菌剤として生物学的に活性なCAuNCを合成する環境に優しいアプローチを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  抗かび薬の基礎研究 

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