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J-GLOBAL ID:201702239844528025   整理番号:17A0400373

Kv1.5の抑制はパルミチン酸と2型糖尿病マウスに誘発された内皮アポトーシスから保護する【Powered by NICT】

Suppression of Kv1.5 protects against endothelial apoptosis induced by palmitate and in type 2 diabetes mice
著者 (17件):
資料名:
巻: 168  ページ: 28-37  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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共通飽和遊離脂肪酸,パルミチン酸は2型糖尿病(T2DM)患者における培養内皮細胞におけるin vitroおよびin vivoでの内皮アポトーシスを誘導する。本研究では,Kv1.5はT2DMにおいてパルミチン酸塩誘導内皮アポトーシスおよび内皮機能不全を調節するかどうかを検討することを目的とした。初代ヒトHUVECで行ったin vitro実験。アポトーシスはフローサイトメトリーにより分析した。細胞生存性は,細胞計数アッセイKit-8により決定した。siRNAトランスフェクションは,Kv1.5蛋白質発現をノックダウンするために採用した。細胞内およびミトコンドリアROS及びミトコンドリア膜電位は蛍光プローブを用いて検出した。高sucrose/fat食を給餌した雄C57BL/6マウスにストレプトゾトシン(35mg/kg体重)を注射したT2DM動物モデルを確立した。はパルミチン酸塩誘導内皮アポトーシスした内皮細胞における内因性Kv1.5蛋白質発現の有意な増加に平行であることを見出した。siRNAによるKv1.5のサイレンシングはパルミチン酸塩誘導内皮アポトーシス,細胞内ROS産生,ミトコンドリアROS生成と膜電位(Δψ_m)変化と切断されたカスパーゼ 3蛋白質発現を減少させた;Bcl-2の細胞生存率増加と比は/Baxであった。さらに,Kv1.5蛋白質発現はT2DMマウスの胸部大動脈の内皮細胞で増加することを観察した。Kv1.5のサイレンシングはT2DMマウスの胸部大動脈輪における内皮依存性血管拡張を有意に改善した。これらの結果から,Kv1.5の抑制はミトコンドリア仲介過剰ROS生成及びアポトーシスシグナル伝達経路の阻害を介してパルミチン酸誘導アポトーシスから内皮細胞を保護し,Kv1.5はT2DM患者におけるパルミチン酸と脂質代謝によって誘発される内皮機能不全の治療の治療標的として役立つ可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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細胞生理一般  ,  循環系の基礎医学 
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