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J-GLOBAL ID：201702239920187740   整理番号：17A0844362

産廃処理に生かせる資格 現場作業員を中心とした機械作業の安全に関する教育訓練の考え方

著者 (1件)： 中村瑞穂 (職業能力開発総合大)
資料名： いんだすと  (Indust)
巻： 32  号： 7  ページ： 17-20  発行年： 2017年07月05日 
JST資料番号： L2957A  ISSN： 1343-5841  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 産業廃棄物処理業(以下,産廃業)では様々な機械,化学物質を扱うことから危険な作業が多く他の産業と比較しても労働災害(以降,労災)が多い業界である。全国産業廃棄物連合会では安全衛生委員会を設け正会員,賛助会員に情報発信,研修などを行い組織的に安全衛生水準の向上に取り組んでいる。同連合会が2016年6月に発行した「産業廃棄物処理業における労働災害の発生状況」によると2015年の死亡者数は13名であった。これは2011年の31名と比較して半減以上していることを示している。しかし,休業4日以上の死傷者数は2011年が1,165名に対して2015年は1,280名であるように増加する傾向がある。この中で起因物が機械に関係するものは合計で約41.8%である。これは国内における全ての労災の中で,機械による労災が約25%であることと比較すると高い値であることが分かる。本報では現場作業員が機械作業における作業の安全化を行うために必要な教育訓練の考え方の一つについて述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *産業廃棄物 ,  廃棄物処理 ,  公害防止産業 ,  労働安全 ,  *労働災害 ,  *安全教育 ,  作業者 ,  教育訓練 ,  作業環境 ,  環境整備
準シソーラス用語： 安全衛生教育 ,  *機械作業 ,  *作業安全 ,  *作業員 ,  作業環境改善 ,  産業廃棄物処理 ,  廃棄物処理業

分類 (3件)： 産業廃棄物処理  (SC05040Z) ,  安全管理  (KB06000D) ,  環境工学一般  (SA01010K)

引用文献 (10件)：

• 公益社団法人全国産業廃棄物連合会ホームページ、 http://www.zensanpairen.or.jp/
• 公益社団法人全国産業廃棄物連合会安全衛生委員会、産業廃棄物処理業における労災の発生状況、 http://www.zensanpairen.or.jp/disposal/07/
• 設計技術者、生産技術管理者に対する機械安全に係る教育について、厚生労働省、基安発0415第3号、2016年4月15日
• 労働安全衛生法、第1章総則 第2条 1項
• ISO/IEC Guide51, Safety aspects-Guidelines for their inclusion in standards (2014),International Organization for Standardization.

タイトルに関連する用語 (5件)： 産廃処理 ,  資格 ,  現場 ,  作業員 ,  教育訓練