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J-GLOBAL ID:201702240132157066   整理番号:17A0316795

プロトリケステリン酸はin vitroでのHeLa細胞におけるドキソルビシン誘発性アポトーシスを増強する【Powered by NICT】

Protolichesterinic acid enhances doxorubicin-induced apoptosis in HeLa cells in vitro
著者 (9件):
資料名:
巻: 158  ページ: 89-97  発行年: 2016年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,三種のヒト癌細胞株におけるドキソルビシンの抗増殖活性に及ぼす地衣類二次代謝産物,プロトリケステリン酸,HeLa,SH-SY5YおよびK562細胞の影響を調べることであった。MTTアッセイから得られたデータ,プロトリケステリン酸およびドキソルビシンの単独及び組合せで処理した細胞に行い,ChouおよびTalalayとBliss独立性モデルにより提案された半有効法により分析した。アポトーシス速度は蛍光顕微鏡,カスパーゼ-3により評価した,8と9活性は蛍光分析により検出され,Bim,Bid,BaxおよびMcl 2の蛋白質発現はウェスタンブロット法により分析した。ヒト脂肪酸シンターゼ(hFAS)のチオエステラーゼドメインとプロトリケステリン酸の相互作用を,分子ドッキング研究により調べた。SH-SY5YおよびK562細胞に対しては効果を示さない,HeLa癌細胞株に対するドキソルビシンのin vitro活性はプロトリケステリン酸増加し相乗的にした。HeLa細胞におけるプロトリケステリン酸による細胞毒性増加はアポトーシス促進効果に起因し,カスパーゼ-3,-8及び9の活性化に関連していた。プロトリケステリン酸+ドキソルビシンで24時間同時処理はBim蛋白質発現の増加とBid蛋白質の切断型の出現を引き起こした。分子モデリング分析は,プロトリケステリン酸はhFASの競合的阻害剤として挙動すると考えられたことを示した。これらの結果は,プロトリケステリン酸は抗癌薬との併用における特定のタイプの腫瘍細胞に対する有用なツールとして想定できることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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生薬の薬理の基礎研究  ,  細胞生理一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
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