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J-GLOBAL ID:201702240369157261   整理番号:17A0664637

長と短鎖ホスファチジルコリンを含む二成分脂質系の相挙動【Powered by NICT】

Phase behavior of a binary lipid system containing long- and short-chain phosphatidylcholines
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 10  ページ: 5715-5724  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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いわゆるバイセル,二層ミセルは一般的に長および短鎖脂質で作られている。モデル膜は膜結合ペプチドまたは蛋白質の構造と膜との相互作用を調べるために広く使用されている。しかし,特に低温で,長および短鎖脂質からなる脂質混合物の相挙動はまだ決着がついていない。本研究では,最も一般的に使用される長鎖脂質,1,2-ジパルミトイル-sn-glycero-3-ホスホコリン(DPPC),及び短鎖脂質,1,2-ジオクタノイル-sn-glycero-3-ホスホコリン(diC8PC)は,それらの相挙動を研究するためのバイセルモデルとして選択した。本研究で調べたDPPC/diC8PCモル比(q)の全範囲で,DPPCに富むラメラ結晶相(L_c′)は5°Cで最も安定な相である,diC8PC濃縮ミセル相と共にことが分かった。興味深いことに,本研究におけるU相と命名した準安定相は1と4の間でDPPC/diC8PCモル比混合物で観察された。準安定U相は二分子層表面の法線方向における長距離秩序が,異なる「結晶相様」炭化水素鎖充填モードを有する欠損,ラメラ結晶相と比較してであることが分かった。U相の動力学的性質も詳細に研究し,相が最も安定な結晶相を形成する過程における前駆体相として作用することが分かった。脂質結晶化挙動の理解を深めると,長および短鎖脂質からなる脂質混合物の相挙動のより詳細な描像に向けて一歩前進。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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脂質一般  ,  ミセル 
タイトルに関連する用語 (5件):
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