文献
J-GLOBAL ID:201702240772235949   整理番号:17A0366376

ベンジルイソチオシアネートは急性酸化還元ストレス媒介DNA損傷応答を介して口腔癌細胞のアポトーシスを促進する【Powered by NICT】

Benzyl isothiocyanate promotes apoptosis of oral cancer cells via an acute redox stress-mediated DNA damage response
著者 (18件):
資料名:
巻: 97  ページ: 336-345  発行年: 2016年 
JST資料番号: B0937A  ISSN: 0278-6915  CODEN: FCTOD7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ベンジルイソチオシアナート(BITC)はヒト癌細胞における抗癌特性を有するアブラナ科野菜由来の化合物である。しかし,その抗癌可能性と基礎となる機構はヒト口腔癌細胞の存在である。結果は,BITCは成長を阻害し,G_2/M期停止を促進し,正常細胞に対する最低毒性でOC2細胞のアポトーシスを誘発することを示した。BITC誘導細胞死はN アセチル l システイン(NAC),グルタチオン(GSH),ジチオトレイトール,2-メルカプトエタノールを含むチオール含有酸化還元化合物による前処理ではなく,フリーラジカルスカベンジャーmito TEMPO,カタラーゼ,アポシニン,L-NAMEとマンニトールにより完全に抑制された。BITCは急速に活性酸素種および一酸化窒素を生成し,酸化的DNA損傷を誘発した。BITCはチオール含有酸化還元化合物ではなくフリーラジカルスカベンジャーによる細胞内GSHとGSH/GSSG比および酸化還元バランス回復を効果的に減少させた。,酸化還元ストレスDNA損傷応答(DDR)は,ATM,Chk2,p53およびp21を活性化し,続いてCdc2とサイクリンB1を阻害することによりG_2/M期停止をもたらした。,BITC誘導アポトーシスは減少したMcl-1およびBcl-2発現,ミトコンドリア膜電位(ΔΨm),および増加したPARP開裂と関連していた。これらBITC誘導酸化還元ストレスDDRとアポトーシスはNACおよびGSHにより阻害された。,BITCは口腔癌に対する合理的な候補薬であることができ,酸化還元依存性経路を介して作用した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

前のページに戻る