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J-GLOBAL ID:201702241077252969   整理番号:17A0311250

β-カテニン分解を促進することにより結腸癌細胞に対するアエロプリシニン-1の細胞毒性活性【Powered by NICT】

Cytotoxic activity of aeroplysinin-1 against colon cancer cells by promoting β-catenin degradation
著者 (8件):
資料名:
巻: 93  ページ: 66-72  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: B0937A  ISSN: 0278-6915  CODEN: FCTOD7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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腸上皮細胞におけるβ-カテニンの異常な蓄積は,結腸癌の発生と進行に関連している,この悪性腫瘍の治療法の開発の潜在的標的である。ここでは,遺伝的に加工したHEK293レポーター細胞を用いた細胞に基づいた天然化合物スクリーニングを用いてWnt/β-カテニンシグナル伝達の阻害剤としての海洋海綿動物由来の臭素化チロシン誘導体アエロプリシニン-1を同定した。アエロプリシニン-1は細胞内β-カテニンのプロテアソーム分解を促進することによりWnt3aならし培地または6-ブロモインジルビン-3′-オキシム(グリコーゲンシンターゼキナーゼ-3βの阻害剤)により活性化されることをβ-カテニン応答転写を抑制した。一貫して,アエロプリシニン-1は細胞内β-カテニン量を低下させ,β-カテニン/T細胞因子依存性遺伝子の発現を抑制し,それによって大腸癌細胞の増殖を阻害した。添加では,アポトーシスはアエロプリシニン-1により誘発された,アネキシンV-FITC染色細胞の集団およびDLD-1結腸癌細胞におけるカスパーゼ-3/-7活性の増加によって示された。これらの知見は,アエロプリシニン-1はWnt/β-カテニンシグナル伝達を減弱させることによりその抗増殖活性を発揮し,ヒト結腸癌の化学的予防剤としての可能性があることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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