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J-GLOBAL ID:201702241134850285   整理番号:17A0759939

下部地殻の溶融による初期のアダカイト質マグマの成因:角閃石組成からの展望【Powered by NICT】

Genesis of pristine adakitic magmas by lower crustal melting: A perspective from amphibole composition
著者 (9件):
資料名:
巻: 122  号:ページ: 1934-1948  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2388A  ISSN: 2169-9313  CODEN: JGREA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アーク及び非アークテクトニックセッティングのアダカイトの成因は,収束縁辺に沿ったマグマ過程とマテリアルリサイクルに重要な役割を果たしている。しかし,希薄または不明瞭な初生メルト特徴後期段階マグマ進化過程により,純粋なアダカイト質メルトの特性はほとんど知られていないので,アダカイトの起源は議論の余地がある。天山造山帯,中央アジア造山帯のコアにおける初期二畳紀Awulale衝突後アダカイト質閃緑岩と花こう閃緑岩斑岩からの角閃石組成を詳細に解析した。角閃石の二ケの明瞭な集団,著しく異なるアルミニウム含有量は,アダカイト質岩石で観察された。これらは,(1)高Al角閃石,約1GPaで初期鉱物相として結晶化する,(2)実験的相平衡データに基づいて評価した220 400MPaで後期鉱物相として,低Al角閃石である。微量元素モデリングは,高圧角閃石と平衡にあるメルトはアダカイト質組成であることを示し,Awulale元のマグマは,角閃石結晶化前のアダカイト質性質を持っていたことを示唆した。アダカイト岩石成因への苦鉄質下部地殻溶融モデル,高圧玄武岩質メルト分別よりもむしろ,と一致した。著者らの結果は,角閃石組成は,元のアダカイト質マグマの地球化学的特性を制約するためにどのように利用できるかに新しい洞察を与える。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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岩石圏の地球化学一般  ,  火成岩全般 

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