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J-GLOBAL ID:201702241348220971   整理番号:17A0316168

蛋白質A樹脂に及ぼす抗体凝集体とそれらの吸着の分子展望【Powered by NICT】

Molecular perspective of antibody aggregates and their adsorption on Protein A resin
著者 (9件):
資料名:
巻: 1457  ページ: 66-75  発行年: 2016年 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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抗体凝集体は治療用抗体の共通の問題,製品有効性を損ない,悪影響を及ぼす可能性がある。抗体凝集体レベルは通常蛋白質の捕獲後の浄化段階によりバイオプロセスで制御される。抗体凝集体(二量体H1およびH2)の高次構造(HOS)と蛋白質A樹脂への吸着を研究し,このようにして強化された会合体の除去のためのプロテインA捕獲を用いた機構を解明した。プロテインAを用いた抗体凝集体とそれらの複合体のHOSはSEC-MALS,蛋白質立体配座アレイ(PCA),及び分子モデリングと組み合わせたHDX-MSを用いて特性化した。凝集体サイズと蛋白質A結合比は,H2はH1よりもはるかにコンパクトな構造を持つことを示唆した。HDX-MSとPCAは,H1は単一Fab Fab相互作用によって形成されたが,H2はFab FabとFc Fc相互作用で形成されたことを明らかにした。蛋白質A樹脂について,モル結合比と蛋白質サイズと配位子距離の間の相関は,各単量体が1つの蛋白質A配位子を結合できるだけであることを支持しているが,各二量体は二個の配位子を結合し,このようにして強い樹脂結合をもたらすことができる。二量体H2はそのコンパクトな構造のため,二量体H1よりも強く結合する。プロセス開発による生物物理学的分析と分子モデリングを統合することにより,本研究は抗体凝集体構造及び蛋白質Aクロマトグラフィーを用いた骨材除去の機構を明らかにした。抗体と他の生物学的製剤開発における詳細な生成物とプロセスを理解するための一般的な戦略を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  クロマトグラフィー,電気泳動 

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