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J-GLOBAL ID:201702241599772393   整理番号:17A0758298

転移性遺伝要素(TE)は植物におけるストレスに関連した長い遺伝子間非コードRNAに寄与する【Powered by NICT】

Transposable elements (TEs) contribute to stress-related long intergenic noncoding RNAs in plants
著者 (11件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 133-146  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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非コードRNAはハイスループットシークエンシング技術を用いた植物と動物トランスクリプトームに記述されている。これらの非コードRNAのうち,多く長い遺伝子間非コードRNA(lincRNA)は多細胞生物で報告されているが,多くのlincRNAの起源と機能はまだ調査されていない。多くの真核生物ゲノムでは,転移性遺伝要素(TEs)は広く分布し,植物と動物のゲノムの大部分を占めることが多いlincRNAにTEの寄与はほとんど分かっていない。鎖特異的RNA配列決定を用いて,Arabidopsis,イネおよびトウモロコシにおけるlincRNAの発現パターンをプロファイリングし,47611と398TE関連lincRNA(TE lincRNAs)を同定した。TE lincRNAはDNAトランスポゾンよりレトロトランスポゾンからより頻繁に導き,両イネとトウモロコシゲノムにおけるレトロトランスポゾンコピー数はTE lincRNAをした。鎖特異的RT-PCRによるこれらのTE lincRNAの発現を検証し,塩,アブシジン酸(ABA)または低温処理後の組織特異的転写と応力誘起TE lincRNAを示した。Arabidopsis TE lincRNA11195では,野生型と比較した場合,変異体は,より長い根とより高いシュートバイオマスにより示されるようにABAに対する感受性を減少させた。最後に,Arabidopsisクロマチンリモデリング変異体ddm1におけるクロマチン状態を変化させることにより,TE lincRNAを含む特異なlincRNAは先行する非転写領域から発生する,興味深いことに次世代の野生型バックグラウンドで遺伝していた。著者らの知見は,だけでなくTE関連lincRNAは植物の非生物的ストレス応答において重要な役割を果たしているがlincRNAとTE lincRNAは真核生物における適応リザーバとして作用するかもしれないことを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  植物生理学一般 
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