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J-GLOBAL ID:201702242162338348   整理番号:17A0449670

生物劣化性高分子被覆した磁性酸化鉄ナノ粒子による標的癌細胞の捕獲と検出の感度と特異性の改善【Powered by NICT】

Improving sensitivity and specificity of capturing and detecting targeted cancer cells with anti-biofouling polymer coated magnetic iron oxide nanoparticles
著者 (13件):
資料名:
巻: 150  ページ: 261-270  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高感度と特異性を有する循環腫瘍細胞(CTC)の検出は転移癌の管理にとって重要である。CTCのin vitro検出のために免疫磁気技術が臨床応用のための有望な可能性を示したが,生体分子の非特異的接着とデバイス/プローブの表面に複雑な生体試料中の非癌性細胞,生物汚損効果を細胞検出の感度と特異性を減少させることができる。ここで報告された外部磁場中の水相からの標的腫瘍細胞の分離を改善するために生物付着防止ポリエチレングリコールブロックアリルグリシジルエーテル共重合体(PEG b AGE)被覆酸化鉄ナノ粒子(IONPs)の適用である。トランスフェリン(Tf)と結合したPEG b AGE被覆IONPは非特異的蛋白質吸着と非特異的細胞取込に対して有意な生物付着防止特性を示し,ターゲットと別々のトランスフェリン受容体(TfR)過剰発現D556髄芽腫細胞への能力を高める。1mlの血液に添加した100D556髄芽腫細胞から1×10~5非標的細胞と41標的腫瘍細胞から100標的腫瘍細胞を分離すると,Tf共役PEG b AGE被覆IONPは細胞培地(58.7±6.4%)における標的化腫瘍細胞(D556髄芽腫細胞)の高い回収率を示した。開発したナノ粒子は広く使用されているミクロンサイズの粒子(即ち,Dynabeads~)よりも標的細胞を捕捉において高い効率を持つことを実証した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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物理薬剤学  ,  高分子固体のその他の性質 

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