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J-GLOBAL ID:201702242721528762   整理番号:17A0079510

樹枝状/粒子状α-Al(Fe,TM)Si相でin situ強化したアルミニウムマトリックス複合材料の合成と評価

Synthesis and Characterization of In Situ Dendritic/Particulate α-Al(Fe,TM)Si Phase Reinforced Al Matrix Composites
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巻: 47  号: 12  ページ: 6413-6427  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: E0265B  ISSN: 1073-5623  CODEN: MTTABN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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遷移金属を添加したアルミニウム合金は,その合金元素が粗大な金属間化合物を形成するのであれば,強度も延性も著しく低下する。この劣化効果を減じるように組成を設計しプロセスを選択して金属間化合物の析出形態とサイズを最適化する研究を行った。初相として凝固する樹枝状α-Al(Fe,TM)Si相は冷却速度と合金組成を制御すると,小さな樹枝状やミクロンあるいはサブミクロン径の粒子になって,相の耐熱性が改善することを示す。噴霧法で作った合金粉を放電プラズマ焼結(SPS)すると,バルクのアルミニウムマトリックス複合材料(AMC)となり,粒形状のα-Al(Fe,TM)Si相が均一に分布して強度が増大した。この焼結バルク複合材料は耐熱性が高いので耐熱部品への応用が期待される。透過型電子顕微鏡(TEM)と高分解能TEM(HRTEM)の観察によれば,α-Al(Fe,TM)Si相は体心立方構造を持ち,格子定数は1.25~1.27nmである。本合金の凝固あるいは相形成を考察した。SPSにおける緻密化プロセスも論じた。鋳造プロセスを用いて通常の不純物元素を制御すれば,細かな樹枝状/粒子状α-Al(Fe,TM)Si相でin situ強化したAMCを製造することが可能である。Copyright 2016 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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金属系複合材料一般  ,  粉末製造  ,  組織的硬化現象 

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