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J-GLOBAL ID：201702243045028135   整理番号：17A0641371

『伸縮性センサ』,その材料開発と応用 垂直配向性CNTシート材の特徴と応用事例

著者 (5件)： 井上鉄也 (日立造船) ,  山下智也 (日立造船) ,  水田健司 (日立造船) ,  円山拓行 (日立造船) ,  藤本典史 (日立造船)
資料名： 月刊Material Stage  (マテリアルステージ)
巻： 17  号： 1  ページ： 34-41  発行年： 2017年04月10日 
JST資料番号： L5969A  ISSN： 1346-3926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 垂直配向性CNTは,基板からブラシ状にCNTを成長させたものであり,著者らは垂直配向性CNTをRoll to Roll方式で連続的に製造する技術を開発した。これによりステンレス基材上に大量,低コストでの製造を可能とし,様々な形態に加工することが可能である。本報告では,垂直配向性CNTの基材をフィルム材,金属箔などと置き換えることにより応用範囲を拡大するための転写加工技術,基材上の垂直配向性CNTを,垂直配向性CNTをプレスすることにより厚さ10~25μmの自立フィルム状に加工する技術,および水平台上に置いた垂直配向性CNTの一端を水平方向に引き出す紡績加工技術について述べた。最後に,今後期待される応用例として,高熱伝導材料としての特性を生かした放熱部材,導電ワイヤ,およびウェアラブルデバイスに用いる伸縮可能センサについて述べた。

シソーラス用語： *配向 ,  *カーボンナノチューブ ,  転写 ,  プレス ,  *膜 ,  紡績 ,  熱特性 ,  導体材料 ,  センサ
準シソーラス用語： *CNT【炭素】 ,  ウェアラブルセンサ ,  *フィルム ,  *垂直配向 ,  導電材 ,  熱伝導性

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

引用文献 (21件)：

• S. Iijima, Nature, vol. 354, 56 (1991)
• 粟野祐二「カーボンナノチューブの電子デバイス応用」,『応用物理』 第73巻第9号,2004年9月,1212頁
• H. Mori, Y. Hirai, S. Ogata, S. Akita, Y. Nakayama, Jpn. J. Appl. Phys. 44, L1307 (2005)
• M. F. L. De Volder et al., Science 339, 535 (2013)
• S. Maruyama, R. Kojima, Y. Miyauchi, S. Chiashi, M. Kohno : Chem. Phys. Lett., 360, 229 (2002)

タイトルに関連する用語 (6件)： 伸縮性 ,  材料開発 ,  応用 ,  垂直配向 ,  CNT ,  シート材