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J-GLOBAL ID：201702243406801392   整理番号：17A1817260

災害被災地へ派遣経験のある農業土木技術者が重要視する経験 東日本大震災被災地へ派遣された京都府・兵庫県の職員を対象として

The Experiences which are Emphasized by Agricultural Engineering Engineers Dispatched to Disaster Area Case Study of Officials in Kyoto and Hyogo Prefectures Dispatched to the East Japan Great Earthquake Disaster Area

著者 (4件)： 中里舜 (東京都 下水道局) ,  落合基継 (京大 大学院農学研究科) ,  星野敏 (京大 大学院地球環境学堂) ,  鬼塚健一郎 (京大 大学院地球環境学堂)
資料名： 農村計画学会誌  (Journal of Rural Planning)
巻： 36  号： 論文特集号  ページ： 277-282  発行年： 2017年11月20日 
JST資料番号： Y0829A  ISSN： 0912-9731  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 技術者派遣による今後の災害支援の有効化を図る目的で,東日本大震災被災地への派遣経験のある農業土木技術者を対象に,その属性や派遣の成果を調べ,職員派遣において重視すべき点を考察した。聞き取り及びアンケートを用いて,被災主要3県を受け持った京都府と兵庫県の派遣職員を調査し,派遣時期や業務内容等の概要,派遣経験への評価や感想,経験継承への意見などを定性的に整理した。その結果派遣において重要なこととして適切な期間設定,心構えや精神面のケア,など7点を挙げた。また派遣先や派遣元への提言としてそれぞれが留意すべき点,両者が調整すべき内容を挙げた。

シソーラス用語： 災害 ,  地区 ,  *行動 ,  *農業土木 ,  *技術者 ,  震災 ,  京都府 ,  兵庫県 ,  公務員 ,  労働者 ,  助成 ,  災害支援 ,  *災害派遣 ,  東日本大震災 ,  被災地
準シソーラス用語： 自治体職員

分類 (2件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O) ,  災害・防災一般  (RA02010Q)

引用文献 (9件)：

• 1) 船木伸江・河田惠昭・矢守 克也(2006):大規模災害時における都道府県の広域支援に関する研究-新潟県中越地震の事例から-, 自然災害科学,25(3), 329-349.
• 2) 武田悟・遠藤泰(2016):東日本大震災に対する農地・農業用施設の復旧・復興状況, 農業農村工学会誌第,84(7),3-6.
• 3) 阪本真由美・矢守克也(2012):広域災害における自治体間の応援調整に関する研究-東日本大震災の経験より-, 地域安全学会論文集,No.18, 391-400.
• 4) 日置秀彦・中西滋樹・末本航(2015):東日本大震災による被害の復旧・復興に対する人的支援,農業農村工学会誌,83(12),35-39.
• 5) 有田博之・玉井英一・飯田茂敏(2008):復旧段階における中越震災地域 自治体の対応課題, 農業農村工学会誌,76(5),35-39.

タイトルに関連する用語 (10件)： 災害 ,  被災地 ,  派遣 ,  経験 ,  農業土木 ,  重要視 ,  東日本大震災 ,  京都 ,  兵庫 ,  職員