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J-GLOBAL ID：201702243516582877   整理番号：17A0402567

潅がい用水とその後の水平遺伝子伝達に起因するレタス中のE.coliを有する拡張スペクトルとAmpCβ-ラクタマーゼへのヒト曝露の定量的評価【Powered by NICT】

Quantitative assessment of human exposure to extended spectrum and AmpC β-lactamases bearing E. coli in lettuce attributable to irrigation water and subsequent horizontal gene transfer

著者 (5件)： Njage P.M.K. (Department of Food Science, University of Pretoria, Lynwood Road, Pretoria 0002, South Africa) ,  Njage P.M.K. (Institute for Food, Nutrition and Well-being, University of Pretoria, South Africa) ,  Njage P.M.K. (Division for Epidemiology and Microbial Genomics, National Food Institute, Technical University of Denmark, Soltofts Plads, 2800 Kgs. Lyngby, Denmark) ,  Buys E.M. (Department of Food Science, University of Pretoria, Lynwood Road, Pretoria 0002, South Africa) ,  Buys E.M. (Institute for Food, Nutrition and Well-being, University of Pretoria, South Africa)
資料名： International Journal of Food Microbiology  (International Journal of Food Microbiology)
巻： 240  ページ： 141-151  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0434C  ISSN： 0168-1605  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 拡張スペクトルβ-ラクタマーゼおよびAmpCβ-ラクタマーゼ(ESBL/AmpC)を有する細菌とヒト曝露への生鮮食品生産環境の寄与は報告されていない。ESBL/AmpC軸受E.coliの高有病率ならびにレタスおよび潅がい水E.coli単離菌の高い遺伝子導入効率を以前に報告した。確率論的モデリングは,灌漑水とそれに続く水平遺伝子移動に起因するレタスによるESBL/AmpC軸受E.coliへのヒト曝露を定量的に評価することを目的とした。モジュラープロセスリスクアプローチは定量的曝露評価用に使用したモデルは,一次生産,加工,小売及び消費者貯蔵によって説明消費鎖農場とMs Excelスプレッドシートで構築した。確率分布は曝露推定値の変動を考慮に入れるために利用した。ESBL/AmpC陽性E.coliおよび遺伝子移動から生じる曝露を考慮した。モンテカルロシミュレーションを@Riskソフトウェア及びそれに続く感度とシナリオ分析による農場からフォークまでのESBL/AmpC陽性E.coli事象の軽減戦略の最も効果的な単一または組合せを評価するためにを用いて行った。サービス当たり三%南アフリカレタスの消費者がESBL/AmpC陽性E.coliの約10~6.4±10~6.7(95% CI: 10~5.1 10~7)cfuで汚染されたレタスに曝露されている。陽性単離菌と接合遺伝子伝達の寄与は,それぞれ1食あたり10~6±10~6.7(95% CI: 10~5 10~7)と10~5.2±10~5.6(95% CI: 10~3.9 10~5.8)cfuであった。ESBL/AmpC陽性E.coli(Spearman相関係数(ρ)=0.85),接合遺伝子導入(ρ=0.05 0.14),塩素水洗浄(ρ=0.18),さらに洗浄(ρ=0.15),および灌漑水中のE.coliの有病率(ρ=0.16)の割合は消費者曝露に最も高い影響を有していた。消費者曝露を低減に最も有効な1つの方法は75%(90%減少)による灌漑用水の微生物品質変動(87.4%低下),貯蔵期間(49.9 87.4%減少)と成長速度の減少で減少した。貯蔵時間(92.1 99.4%)と灌漑用水中のE.coli濃度と組み合わせた貯蔵時間の短縮(95 96%減少)と共に成長速度の減少は,軽減対策の最も効果的な組合せである。曝露における変動が大きく,高い潅がい水質変動を反映していた。曝露レベルは,潅がい水リスクの許容よりも高い消費者リスクを課す可能性がある。E.coli汚染と成長関連施策,レタス生産環境からの抗菌薬耐性大腸菌による汚染を低減する対策が推奨される。曝露モデルは他の微生物危険性,抗菌剤耐性タイプおよび生鮮食品タイプの汚染灌漑用水と遺伝子導入の影響を評価するモデルの開発のための基礎を形成することができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 罹患率 ,  モデリング ,  生鮮食品 ,  *レタス ,  単離 ,  成長速度 ,  食中毒 ,  相関係数 ,  *灌漑用水 ,  *β-ラクタマーゼ ,  南アフリカ共和国 ,  遺伝子導入 ,  消費者
準シソーラス用語： モンテカルロシミュレーション ,  基質特異性拡張型βラクタマーゼ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 拡張スペクトルβ-ラクタマーゼ ,  AmpCβ-ラクタマーゼ ,  E.coli ,  新鮮農産物 ,  曝露評価 ,  潅がい水

分類 (1件)： 食品の汚染  (FJ01053P)

タイトルに関連する用語 (10件)： 潅がい用水 ,  水平遺伝子伝達 ,  起因 ,  レタス ,  拡張 ,  スペクトル ,  AMPC ,  β-ラクタマーゼ ,  ヒト曝露 ,  定量的評価