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J-GLOBAL ID:201702243600620004   整理番号:17A0900840

各国が推進するバイオエコノミー戦略とは何か?【第2回】バイオエコノミーによるゲームチェンジを私たちはどう受けるか:欧州の動向に対する一考察

著者 (1件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 344-348  発行年: 2017年07月10日 
JST資料番号: G0089A  ISSN: 0914-8981  CODEN: BIDSE6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ヨーロッパにおけるバイオエコノミーの動向や,世界戦略について考察した。バイオエコノミーでは,経済活動や技術開発,イノベーションの終点に,地球レベルの持続性(グリーンエコノミー)や再生可能性(サーキュラーエコノミー)の考え方が盛り込まれているかが問われている。欧米ではバイオエコノミーのスタンダード化が進み,バイオエコノミーを考慮した製品の付加価値を基にした差別化が行われ,品質の良さを凌駕するゲームチェンジが起こる可能性があった。日本企業がこの動向により被る不利益を避けるには,バイオエコノミーという言葉や概念を受け入れる必要がある。そのためにはバイオエコノミーの傘(しばり)の下で,イノベーションや技術革新を起こすことが重要であるということを認識する必要があった。さらに認識した上で,自分たちの活動のうちバイオエコノミー的に推奨されるところと,地球に負荷をかけていることを可視化する必要があった。ECではバイオエコノミーという価値観が初等教育まで浸透し,米国では政府機関はバイオベース商品の購入が義務付けられている。周回遅れとなった日本においても,何らかの対策を行うべきと考えられた。
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分類 (1件):
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産業経済 
引用文献 (7件):
  • What is Bioeconomy?, BioSTEP(2017年5月24日最終アクセス) http://www.bio-step.eu/background/what-is-bioeconomy.html
  • ′′Conference:Circular Economy, European Priority-No time to waste!′′,2015/10/21, Zero Waste Europe(2017年5月24日最終アクセス) https://www.zerowasteeurope.eu/eventiconference-circular-economy-european-priority-no-time-to-waste/
  • 藤島義之:「第1回グローバルバイオエコノミーサミット報告」,JABEX2015年活動報告(2017年5月24日最終アクセス) http://www.jba.or.jp/jabex/pdf/2016/Global_Bioeconomy_Summit_2015.pdf
  • 「日・フィンランド首脳会談」,外務省ホームページ(2017年5月24日最終アクセス) http://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/we/fi/page4_001859.html
  • Bioeconomy, Research & Innovation, ECホームページ (2017年5月24日最終アクセス) https://ec.europa.eu/research/bioeconomy/index.cfm
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