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J-GLOBAL ID:201702244029724199   整理番号:17A0758334

協力剤ピペロニルブトキシドの使用はタバココナジラミ(Bemisia tabaci)におけるα-シペルメトリン抵抗性の発達を遅らせることができる【Powered by NICT】

Use of the synergist piperonyl butoxide can slow the development of alpha-cypermethrin resistance in the whitefly Bemisia tabaci
著者 (11件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 152-163  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1733A  ISSN: 0962-1075  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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作物害虫における殺虫剤抵抗性の発達は,持続可能な食糧生産への増大する脅威であり,抵抗性の発達を遅延する戦略が緊急に必要である。殺虫剤協力剤ピペロニルブトキシド(PBO)はある種の昆虫解毒系を阻害すると,代謝耐性の進化を遅らせるかもしれない。本研究で著者らは,ネオニコチノイド系(チアクロプリド)またはピレスロイド(α-シペルメトリン)殺虫剤の単独または併用PBOのいずれかによる選択の後で,タバココナジラミ(Bemisia tabaci,コナジラミにおける抵抗性の発達を特性化した。耐性開発はα-シペルメトリン単独選抜系統と比較してα-シペルメトリン+PBOと選抜系統における抑制され(>60%)した。RNAシークエンシング(RNAseq)分析は,ノックダウン抵抗性変異の頻度の増加を明らかにしたが,差次的に発現した遺伝子は感受性シフトを説明できることを確認されなかった。チアクロプリドとチアクロプリド+PBO選抜系統間の抵抗のレベルにおける有意差は見られなかった,RNAシークエンシング(RNAseq)解析は,ネオニコチノイド系殺虫剤を代謝することが知られているチトクロームP450モノオキシゲナーゼCYP6CM1は両系統で有意にアップレギュレートされた(>10倍)ことを明らかにした。本研究の知見は,特定の殺虫剤と組み合わせて使用したPBOは実験室環境における抵抗性の発達を抑制することができることを示したが,PBOは抵抗性の発達を抑制する機構は不明のままである。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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害虫に対する農薬  ,  遺伝子発現 

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