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J-GLOBAL ID：201702245002360327   整理番号：17A0204161

発震機構データに基づく地殻応力テンソルのグリッド探索アルゴリズムと中国,ベトナムおよびラオスの境界帯におけるその応用【Powered by NICT】

The Grid Search Algorithm of Tectonic Stress Tensor Based on Focal Mechanism Data and Its Application in the Boundary Zone of China, Vietnam and Laos

著者 (5件)： Wan Yongge (Institute of Disaster Prevention) ,  Sheng Shuzhong (Institute of Disaster Prevention) ,  Huang Jichao (Institute of Disaster Prevention) ,  Li Xiang (Institute of Disaster Prevention) ,  Chen Xin (Earthquake Administration of the Guangxi Autonomous Region)
資料名： Diqiu Kexue Xuekan  (Diqiu Kexue Xuekan)
巻： 27  号： 5  ページ： 777-785  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2609A  ISSN： 1674-487X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 応力場を,地球力学において重要な役割を果たす。本研究では,グリッドサーチ法を用いて発震機構データからの応力テンソルとその信頼範囲を決定するためのアルゴリズムを提案した。実験は伸長,圧縮と走向移動応力領域と異なるレベルのノイズにより発生した人工発震機構データを使用し,このアルゴリズムに基づいて推定された応力テンソルの精度は伝統的なアルゴリズムに比べて大きく改善されることを示した。このアルゴリズムは三つの利点がある(1)応力テンソルの大域的最適解は一零×一零×一零×0.01の微細グリッドサーチにより決定され,局所最小値を回避し;(2)発震機構データの精度を考慮することができる,すなわち,異なる重量発震機構データの応力テンソルを決定するプロセスに異なって寄与する(3)決定された応力テンソルの信頼範囲はF検定を用いて得ることができる。中国,ベトナムおよびラオスの境界帯の中で,このアルゴリズムを適用し,SSE NNW圧縮応力方向とNEE SWW引張応力方向と応力場を得た。応力比は0.6であり,これは応力テンソルの固有値は算術配列におけるほぼであることを示した。この領域における応力場はDienbien Lauangphrabangアーク断層の左横ずれ走向移動と一致した。結果によると,この地域における地質学的動的過程の研究に役立つであろう。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 固有値 ,  不確実性 ,  圧縮応力 ,  *地殻 ,  *ベトナム社会主義共和国 ,  引張応力 ,  *応力テンソル ,  アーク放電 ,  *ラオス人民民主共和国 ,  応力比 ,  *アルゴリズム ,  応力場 ,  *発震機構
準シソーラス用語： 最適解 ,  走向 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 応力テンソル ,  グリッド探索 ,  発震機構 ,  不確実性

分類 (1件)： 数値計算  (JE02000J)

タイトルに関連する用語 (9件)： 発震機構 ,  地殻応力 ,  テンソル ,  グリッド ,  探索アルゴリズム ,  中国 ,  ベトナム ,  ラオス ,  応用