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J-GLOBAL ID：201702245098960599   整理番号：17A0064543

タモキシフェンのゲノム学的研究の進展【JST・京大機械翻訳】

Advances in the research of pharmacogenomics of tamoxifen

著者 (5件)： Xiong Wei (West China School of Pharmacy, Sichuan University) ,  Zhao Jiajia (West China School of Pharmacy, Sichuan University) ,  Wang Ling (West China School of Pharmacy, Sichuan University) ,  Jiang Xuehua (West China School of Pharmacy, Sichuan University) ,  Tao Xiaoqiu (Sichuan Tobacco Quality Supervision and Testing Station)
資料名： Yaoxue Xuebao  (Yaoxue Xuebao)
巻： 51  号： 9  ページ： 1356-1367  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2527A  ISSN： 0513-4870  CODEN： YHHPAL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： タモキシフェン(TAMOXIFEN、TAM)は最もよく使われる非ステロイド系抗エストロゲン薬として、エストロゲン受容体/プロゲステロン受容体の乳癌患者の補助治療に広く応用されている。TAMは主に肝臓のチトクロームP450酵素により活性産物4-ヒドロキシタモキシフェン(4-OH-TAM)とN-デスメチル-4-ヒドロキシ-タモキシフェン(EDF)に代謝され、薬理作用を発揮する。4-OH-TAMとEDFは受容体と結合する能力がTAMより30から100倍高く,エストロゲン受容体依存の乳癌細胞の細胞周期を効率的に阻害することができた。CYP3A4とCYP2D6はTAMの主要な代謝酵素として、その代謝に活性代謝物を参与し、この2種類のシトクロムはいずれも対立遺伝子が多い特徴がある。CYP3A4とCYP2D6の遺伝子多型はTAMの患者体内の活性代謝物の血中濃度に影響し、その治療効果に影響する可能性がある。TAMの体内過程に参与する主要な輸送体の遺伝子多型もTAMの患者体内の血中濃度に影響し、更にTAM治療を受ける乳癌患者の臨床予後に影響する。本論文では、TAMの体内過程に関連する代謝酵素及びトランスポーターなどの遺伝子多型とTAM活性代謝物濃度/治療効果/不良反応との関連性をまとめ、更なる薬物ゲノミクス研究及び臨床合理的投薬に参考を提供する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エストロゲン受容体 ,  血中濃度 ,  受容体 ,  プロゲステロン受容体 ,  チトクロームP450 ,  対立遺伝子 ,  乳房腫瘍 ,  抗エストロゲン ,  *遺伝子多型 ,  細胞周期 ,  患者 ,  オレフィン化合物 ,  フェノールエーテル ,  第三アミン
準シソーラス用語： 活性代謝物 ,  代謝酵素 ,  チトクロームP-450CYP2D6 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 4-hydroxytamoxifen ,  endoxifen ,  genetic polymorphism ,  CYP3A4 ,  CYP2D6 ,  P-glycoprotein ,  breast cancer resistance protein ,  multidrug resistance-associated protein

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  腫ようの薬物療法  (GE03032C)

物質索引 (1件)： タモキシフェン

タイトルに関連する用語 (4件)： タモキシフェン ,  ゲノム学 ,  研究 ,  進展