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J-GLOBAL ID：201702245255840983   整理番号：17A0307149

新規格肥料「混合堆肥複合肥料」の製造技術の検討(第3報)

著者 (4件)： 水木剛 (岡山県農林水産総合セ 畜産研) ,  白石誠 (岡山県農林水産総合セ 畜産研) ,  森次真一 (岡山県農林水産総合セ 農研) ,  鷲尾建紀 (岡山県農林水産総合セ 農研)
資料名： 岡山県農林水産総合センター畜産研究所研究報告  (Bulletin of the Okayama Prefectural Technology Center for Agriculture, Forestry and Fisheries. Research Institute for Livestock Science)
号： 6  ページ： 11-17  発行年： 2016年11月 
JST資料番号： Z0132C  ISSN： 2186-831X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成24年の肥料取締法施行規則等の改正により,堆肥を原料とした普通肥料「混合堆肥複合肥料」の公定規格が新設され,堆肥の土づくり効果と化学肥料の高い肥効を併せもった肥料の生産・流通が可能となった。そこで,堆肥の新たな需要拡大等を目的として,複数の化学肥料等を原料とし,三要素(窒素・リン酸・カリ)の成分比が異なる混合堆肥複合肥料において,尿素の混合割合の違いが製造効率や保存性におよぼす影響について検討した。また,化成肥料なみの窒素含有量を確保するために,膨化・固結が起きやすい尿素の混合割合を抑え,不足分を硫安で補った場合の影響についても検討した。1。混合堆肥複合肥料の膨化・固結を抑制するため,尿素の混合割合は5%以内が適当と考えられた。2。混合堆肥複合肥料の窒素含有量を高めるために,尿素5%に対して硫安を30~45%混合することにより,膨化・固結の発生を抑制しつつ,化成肥料なみの10~13%の窒素含有量を確保できた。(著者抄録)

シソーラス用語： *複合肥料 ,  *堆肥 ,  生産技術 ,  化学肥料 ,  肥効 ,  貯蔵安定性 ,  ペレット ,  化成肥料 ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： *混合肥料 ,  製造技術 ,  製造効率 ,  保存性 ,  窒素含有量

分類 (2件)： 肥料一般  (FB05010C) ,  肥料の調製,保存  (FB05020N)

物質索引 (1件)： 尿素

タイトルに関連する用語 (4件)： 規格 ,  肥料 ,  堆肥 ,  複合肥料