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J-GLOBAL ID:201702245488612995   整理番号:17A0312876

高温水系におけるりんタングステン酸修飾Pd/Ce AlO_x触媒によるフェノールの選択的水素化【Powered by NICT】

Selective hydrogenation of phenol by phosphotungstic acid modified Pd/Ce-AlO x catalyst in high-temperature water system
著者 (8件):
資料名:
巻: 299  ページ: 63-73  発行年: 2016年09月01日 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フェノールの水素化を高温水(HTW)系で調べた。システムで使用される触媒の特性化をBET表面積,XRD,XPSおよびTEM試験法により調べた。結果は非PTA修飾した触媒と比較してリンタングステン酸(PTA)修飾Pd/Ce AlO_x触媒,すなわち,Pd/W Ce AlO_x,は主要元素の結合エネルギーの値を増加させ,これにより誘引電子におけるその能力を高めるばかりでなく,HTWのフェノール分解と選択性を増強することを示した。Pd/W Ce AlO_x触媒はまた,HTW系における中程度の温度(180°C)でフェノール水素化と高い選択性で高活性を示し,シクロヘキサノンが反応の主要生成物(95%以上)である。しかし,260°C以上の温度で,輸送特性の変化は,酸性部位,シクロヘキサンよりもむしろシクロヘキサノールを形成する水素を用いた将来の反応をもたらすからシクロヘキサノンの解離を増加させるであろう。観察に基づいて,洞察を与える詳細経路の速度論的モデルを提案した。モデルは260°C以上の高温で,シクロヘキサノール,ベンゼンおよびシクロヘキサンを形成する反応は劇的に増加したことを確認した。Pd/W Ce AlO_Ox触媒の存在下で,ベンゼンの形成を効果的に抑制することができた。PTA修飾触媒は,HTW系におけるフェノールの水素選択性を改善するための大きな可能性を持っている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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