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J-GLOBAL ID：201702245665882644   整理番号：17A0660086

耐摩耗潤滑添加剤としてのりん酸トリクレシル(TCP)の化学,機構と機能【Powered by NICT】

The chemistry, mechanism and function of tricresyl phosphate (TCP) as an anti-wear lubricant additive

著者 (3件)： Guan Bihan (Chemistry Department, Cambridge University, Lensfield Road, Cambridge, CB2 1EW, UK) ,  Pochopien Bernadeta A. (BP Technology Centre, Pangbourne, Reading, RG8 7QR, UK) ,  Wright Dominic S. (Chemistry Department, Cambridge University, Lensfield Road, Cambridge, CB2 1EW, UK)
資料名： Lubrication Science  (Lubrication Science)
巻： 28  号： 5  ページ： 257-265  発行年： 2016年 
JST資料番号： D0612D  ISSN： 0954-0075  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 工学潤滑剤の物理的および反応化学の詳細な理解は,将来,新しい開発にとって重要である。,航空潤滑剤,リン酸トリクレジル(TCP)として使用されている標準耐摩耗添加剤の最初の系統的レビューにおける主要な化学/工学の文献を引用するとともに,表面化学,トライボロジーとTCPの分解間のリンクに焦点を当てた。TCPの機構に関してまだ種々の意見があるが,水分,酸素または酸化された金属表面により活性化されることが明らかになった。その耐摩耗性は接触表面におけるりん酸鉄またはポリリン酸塩の形成に起因する。証拠は,境界層における化学の重要性と表面でのTCPの調整前に関与する機構を強調し,残留H_2Oまたは表面O~2 によるP中心とそれに続く発作時の活性化をもたらした。この展望は将来のりんをベースとした高性能添加剤の開発のための可能性ベースラインを提供した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： トライボロジー ,  潤滑剤 ,  耐摩耗性 ,  *摩耗 ,  *リン ,  酸素 ,  ポリリン酸塩 ,  界面化学 ,  *添加剤 ,  リン酸 ,  境界層
準シソーラス用語： リン酸鉄 ,  金属表面 ,  耐摩耗添加剤 ,  *潤滑添加剤 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： りん酸トリクレシル(TCP) ,  耐摩耗 ,  潤滑剤 ,  機構

分類 (1件)： 潤滑一般  (QB02010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 耐摩耗 ,  潤滑添加剤 ,  りん酸トリクレシル ,  TCP ,  化学