文献

J-GLOBAL ID：201702246040330911   整理番号：17A0185585

ME-2によるロンドンの2013年における有機エアロゾル源の配分:年及び季節解析による解空間の探測

Organic aerosol source apportionment in London 2013 with ME-2: exploring the solution space with annual and seasonal analysis

著者 (7件)： REYES-VILLEGAS Ernesto (Univ. Manchester, Manchester, GBR) ,  GREEN David C. (King’s Coll. London, London, GBR) ,  PRIESTMAN Max (King’s Coll. London, London, GBR) ,  CANONACO Francesco (Paul Scherrer Inst., Villigen, CHE) ,  COE Hugh (Univ. Manchester, Manchester, GBR) ,  PREVOT Andre S. H. (Paul Scherrer Inst., Villigen, CHE) ,  ALLAN James D. (Univ. Manchester, Manchester, GBR)
資料名： Atmospheric Chemistry and Physics (Web)  (Atmospheric Chemistry and Physics (Web))
巻： 16  号： 24  ページ： 15545-15559 (WEB ONLY)  発行年： 2016年12月 
JST資料番号： U7039A  ISSN： 1680-7316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多重線形エンジン(ME-2)因数分解ツールは,Paul Scherrer研究所Source Finder(SoFi)インタフェースの最近の開発に続いて広く使用されている。しかし,このツールの成功は,価値方式を用いる場合,適用される入力(すなわち,目標分布)及び利用者経験に大きく依存する。解空間を探索する戦略が提示され,事前に定義された統計的試験の系統的適用に従って有機エアロゾル(OA)源を最良記述する解を決定した。これには三重線形回帰が含まれ,異なるME-2解を比較する有用なツールであることを証明した。ACSM(エアロゾル化学種モニタ)の測定を2013年3~12月にロンドンの北ケンジントンの都市背景サイトで実施し,初めてOA源の挙動及びその可能な環境関係をACSMを用いて研究した。5つのOA源:バイオマス燃焼OA(BBOA),炭化水素状OA(HOA),調理OA(COA),準揮発性酸素化OA(SVOOA)及び低揮発性酸素化OA(LVOOA)を識別した。季節性データセット(春,夏及び秋)のME-2解析は,3~12月の結合データセットでは検出されなかったOA源のより高い変動性を示し;この変動性をf44:f43 f44:f60の三角プロットで調べ,f44:f43解析で,LVOOAに関してSVOOAの高い変動を観測した。したがって,長期測定に供給源配分を行う場合,重要な情報が失われ,この解析は季節性などの短期で行う必要があると結論できた。これらのOA源の大気への影響に関する更なる解析を行って,ガソリンで燃料を供給する場合と比較して,平日の大気汚染に対する大型ディーゼル車の可能な寄与の事実を識別した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *エアロゾル ,  供給源 ,  年変化 ,  空間 ,  ディーゼル自動車 ,  イングランド ,  *自動車排出ガス
準シソーラス用語： *自動車排気ガス ,  ロンドン ,  解空間 ,  *有機エアロゾル

分類 (2件)： 放射,大気光学  (DC05080C) ,  粒状物調査測定  (SB03060E)

タイトルに関連する用語 (7件)： ロンドン ,  有機エアロゾル ,  配分 ,  季節 ,  解析 ,  解空間 ,  探測