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J-GLOBAL ID:201702246102747685   整理番号:17A0045372

カルシウム感知受容体機能は,骨芽細胞の生存を支持し,骨のPTH同化作用における協同因子として作用する

Calcium Sensing Receptor Function Supports Osteoblast Survival and Acts as a Co-Factor in PTH Anabolic Actions in Bone
著者 (11件):
資料名:
巻: 117  号:ページ: 1556-1567  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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骨におけるPTHの同化作用は,鉱化マトリックスの沈着の増加を伴う。カルシウムホメオスタシスを維持するためには,プロセスの調節性フィードバックが重要であり,カルシウムがプロセスに情報を伝達する可能性を有する。本研究は,PTHの同化作用におけるカルシウム利用能およびカルシウム感受性受容体(CaSR)の役割を明らかにした。CaSR機能は,コンフルエントな培養後の細胞数がより低いCol1-CaSRノックアウト(KO)マウス由来の初代頭蓋冠細胞,およびカルシリティックで処理した野生型(WT)マウス由来の頭蓋冠細胞の骨芽細胞数を促進した。カルシリティック処理による頭蓋冠細胞のアポトーシスの増加は,CaSRがステージ依存性細胞死からの保護にとって重要であることを示唆した。骨梁ではなく,全体および皮質骨のパラメーターは,Col1-CaSR KOマウスでWT同腹仔と比べて有意に低かった。未処理Col1-CaSR KOマウスは,WTに比べて血清P1NPレベルが低かった。PTH処置は,WTおよび,より少ない程度でKOマウスにおいて同化作用を示し,KOマウスにおける,より低いP1NPレベルを救済した。さらに,骨芽細胞特異的CaSRアブレーションにより,全脛骨に対するPTH効果が阻害された。未処理のCol1-CaSR KOおよびWTマウス由来の椎体インプラント(vossicle)は,無胸腺マウスの移植4週間後に同様の骨量を有した。これらの所見は,骨梁形成がCaSRとは独立して起こり得ること,およびCaSRが骨に対するPTH同化作用に協力的役割を果たすことを示唆している。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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骨格系 

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