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J-GLOBAL ID：201702246147946911   整理番号：17A0243047

GPUによるオブジェクト分割フレネルホログラム生成処理の最適化検討

Optimization of Fresnel hologram computation on GPU using decomposition method

著者 (8件)： 渡邉晋平 (宇都宮大 大学院工学研究科) ,  JACKIN Boaz-Jessie (情報通信研究機構) ,  大川猛 (宇都宮大 大学院工学研究科) ,  大津金光 (宇都宮大 大学院工学研究科) ,  横田隆史 (宇都宮大 大学院工学研究科) ,  早崎芳夫 (宇都宮大 オプティクス教育研究セ) ,  谷田貝豊彦 (宇都宮大 オプティクス教育研究セ) ,  馬場敬信 (宇都宮大 オプティクス教育研究セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 415(VLD2016 70-101)  ページ： 97-102  発行年： 2017年01月16日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 3D表示を行うための方法の一つとして計算機ホログラム(Computer generated hologram:CGH)がある。特殊なメガネ等を必要としないなどの利点を持ち,次世代の3Dディスプレイの方法として期待されているが,計算量が膨大で生成に非常に時間がかかるという問題がある。一方,GPUは大量の演算コアを持ち高い並列演算能力を持つが,メモリ量に制限があるため一度に大量のデータを処理することができない。そこで,オブジェクト分割法を用いて対象のデータを分割しGPUで処理を行ったが依然として大きな時間を必要としている。本稿ではこの問題に対して,GPUを用いたオブジェクト分割フレネルホログラム生成処理に,GPUのアーキテクチャや機能を考慮をした上で3つの最適化検討を行い,実装をした。評価を行ったところ最大で,2.27倍の速度向上を達成した。(著者抄録)

シソーラス用語： *マイクロプロセッサ ,  *専用プロセッサ ,  *物 ,  *分割 ,  *Fresnelホログラム ,  *生産 ,  *最適化 ,  三次元ディスプレイ ,  計算機ホログラム ,  計算量 ,  並列演算 ,  記憶容量 ,  データ処理
準シソーラス用語： *GPU【プロセッサ】 ,  *オブジェクト

分類 (2件)： ホログラフィー一般  (BD03071V) ,  専用演算制御装置  (JC04030Y)

引用文献 (6件)：

• Boaz Jessie Jackin, et al. : “Distributed calculation method for large-pixel-number holograms by decomposition of object and hologram planes,” Optics Letters, Vol. 39, No. 24, pp.6867-6870, 2014
• Naoki Takada, et al. : “Fast high-resolution computer-generated hologram computation using multiple graphics processing unit cluster system,” Applied Optics, vol.51, No. 30, pp.7303-7307, 2012
• Boaz Jessie Jackin, et al. : “Acceleration of large scale Fresnel CGH computation on distributed machines using decomposition method,” Photonics West, 2016
• NVIDIA : CUDA C PROGRAMMING GUIDE, NVIDIA, 2016
• 青木尊之,額田 明:はじめてのCUDAプログラミング,工学社,2009

タイトルに関連する用語 (4件)： GPU ,  オブジェクト ,  フレネルホログラム ,  最適化