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J-GLOBAL ID:201702246193167051   整理番号:17A0404733

陰極上の白色腐朽菌のラッカーゼ産生を持つ微生物燃料電池によるアゾ染料と発電の脱色【Powered by NICT】

Decolorization of azo dye and generation of electricity by microbial fuel cell with laccase-producing white-rot fungus on cathode
著者 (4件):
資料名:
巻: 188  ページ: 392-398  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0097A  ISSN: 0306-2619  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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木材分解菌である白色腐朽菌は多くの細胞外酵素を生産する,マルチ銅酸化酵素ラッカーゼ(EC 1.10.3.2)を含む。ラッカーゼは電子受容体はフェノール化合物の一電子酸化反応を触媒するとして大気中の酸素を用い,同時に微生物燃料電池(MFC)におけるカソード触媒として作用し,アゾ染料汚染物質を分解する可能性を持っている。本研究では,ラッカーゼを生産する白色腐朽菌Ganoderma lucidum BCRC30222,36123は陽極室における嫌気性微生物群集と相乗的にアゾ染料アシッドオレンジ7(AO7)を分解するための単一チャンバーMFCのカソード表面上に植栽した。回分培養において,真菌は唯一の炭素源としてAO7を用い,連続的にラッカーゼを生産し,19日目に20.3±0.3の最大活性に達した染料の77%脱色(50mg/L)であった。MFC操作中に,AO7陽極液中のアノード室からカソード膜を分離するポリビニルアルコールヒドロゲルの層を横切って拡散,によるラッカーゼの生産,陰極上の植栽した真菌菌糸体の成長を支援するために炭素源として機能した。なMFCでは,ラッカーゼ産生真菌カソードはラッカーゼのない対照者を凌駕し,821mVの最大開放電圧,1000Ωの外部抵抗で394mVの閉路電圧,13.38mW~2の最大出力密度,33mA/m~2の最大電流密度,とAO7の>90%の脱色が得られた。本研究では,発電とアゾ染料除去効率を改善するためにMFCのカソード上の連続ラッカーゼ産生と白色腐朽菌培養を成長させる可能性を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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燃料電池 

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