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J-GLOBAL ID:201702246340441395   整理番号:17A0438981

酸素分圧は,大腸がん組織の微小環境における予後マーカーであるHIF-1α,Ki67およびCK20の発現に影響を与える

Partial Oxygen Pressure Affects the Expression of Prognostic Biomarkers HIF-1 Alpha, Ki67, and CK20 in the Microenvironment of Colorectal Cancer Tissue
著者 (9件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.1204715 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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低酸素は大腸がん(CRC)治療において予後予測的に重要である。酸素分圧(pO<sub>2</sub>)は低酸素の重要なパラメーターである。pO<sub>2</sub>レベルと予後バイオマーカーの発現レベルの関係をCRC組織において測定した。ヒトCRC組織を採取し,pO<sub>2</sub>レベルをOxyLiteを用いて測定した。ホルマリン,FinefixおよびFinefix+マイクロウエーブなど組織固定の3つの方法を比較した。HIF-1α,サイトケラチン20(CK20)および細胞増殖因子Ki67に対する抗体の検出のための免疫組織化学(IHC)染色はアビジン-ビオチン複合体法を用いて行った。pO<sub>2</sub>レベルは,CRC組織の大きさと負の相関を示した。Finefix+マイクロウエーブによる固定は,ホルマリン固定と置き換えることが可能であるる。さらにマイクロウエーブ処理は,組織固定と蛋白質保存におけるFinefixの性能を改善した。HIF-1α,CK20およびKi67の陽性細胞率及び濃淡値はCRCの発達と相関していた(P<0.05)。pO<sub>2</sub>のレベルはKi67の濃淡値と正の相関を示し,HIF-1α,CK20とは負の相関を示した(P<0.05).したがって,微小環境のpO<sub>2</sub>は,CRC組織の発達における予測マーカーであるHIF-1α,CK20およびKi67の発現に影響を与える。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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腫ようの診断  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  遺伝子発現  ,  生体の顕微鏡観察法 

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