文献

J-GLOBAL ID：201702247106669403   整理番号：17A0032065

新たな土地改良長期計画を考える-4 農地集積を効率的に進めるためのワークショップの活用

著者 (3件)： 進藤惣治 (農研機構) ,  芦田敏文 (農研機構) ,  福本昌人 (農研機構)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 85  号： 1  ページ： 15-18  発行年： 2017年01月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 土地改良長期計画では,取り組むべき施策として「担い手への農地の集積・集約化の加速化」,「農村協働力を活かした地域資源の保全管理体制の強化」が示されている。この2つの施策を進める上で,地域の合意形成を図ることが重要と思われる。そこで,茨城県が耕作放棄地対策として実施した「いばらきの畑地再生事業」を事例に農地集積を評価し,続いて,農村工学研究部門が取り組んでいるワークショップによる合意形成手法を紹介する。ワークショップ手法は,農地集積を進めるばかりではなく,地域の活動を誘発し,地域協働力を引き出すことにもつながることから,土地改良長期計画を遂行する上でも重要な手法となる一方,ワークショップを運営する人材を育成することが必要である。(著者抄録)

シソーラス用語： *集積 ,  *農地 ,  *効率化 ,  *会議 ,  *利用 ,  資源 ,  管理システム ,  保全 ,  茨城県 ,  意思決定 ,  用地
準シソーラス用語： ワークショップ【集会】 ,  ワークショップ活用 ,  耕作放棄地 ,  合意形成 ,  地域資源 ,  土地改良長期計画 ,  農村協働力 ,  *農地集積 ,  保全管理体制

分類 (1件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L)

引用文献 (5件)：

• 農林水産省:荒廃農地の現状と対策について(2016), http://www.maff.go.jp/j/nousin/tikei/houkiti/pdf/2804_genjo.pdf
• 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所:ワークショップを活用した地域づくりマニュアル (2013),https://www.naro.affrc.go.jp/nkk/introduction/files/ws_manual.pdf
• 農研機構農村工学研究所:群馬県南牧村における振興支援型研究の記録(2010),https://www.naro.affrc.go.jp/nkk/introduction/files/nanmoku_report_2010.pdf
• 福与徳文:集落連携による耕作放棄地の再生,水土の知 76(7),pp.7~11(2008)
• 福本昌人進藤惣治:Google Earthを用いた荒廃農地の可視化,農村振興788,pp.32~33(2015)

タイトルに関連する用語 (5件)： 土地改良 ,  長期計画 ,  農地集積 ,  ワークショップ ,  活用