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J-GLOBAL ID：201702247670137205   整理番号：17A1696404

SMRにおけるパリティ検査情報を用いたLLR修正による繰返し復号の性能改善

Performance improvement of iterative decoding by LLR modification using parity check information in SMR system

著者 (6件)： 西川まどか (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  仲村泰明 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  大沢寿 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  岡本好弘 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  金井靖 (新潟工科大) ,  村岡裕明 (東北大 電通研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 247(MR2017 17-25)  ページ： 35-40  発行年： 2017年10月12日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,HDD(hard disk drive)の高記録密度化記録のために,強力な誤り訂正符号としてLDPC(low density parity check)符号を用いた繰返し復号方式が導入されている。本稿では,SMR(shingled magnetic recording)におけるLDPC符号化・繰返し復号化方式に対して,パリティ検査結果を用いた対数尤度比LLR(log-likelihood ratio)の修正による繰返し復号の改善について検討した。その結果,修正しない場合には誤りが残るセクタに対しても,LLRを修正することで,誤りのない復号が可能となることが明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： *磁気記録 ,  パリティ ,  誤り訂正 ,  *誤り訂正符号 ,  *パリティ検査 ,  性能評価 ,  誤り率 ,  SN比
準シソーラス用語： *LDPC符号 ,  *シングル磁気記録 ,  ビット誤り率

分類 (1件)： 記憶装置  (JC04060F)

引用文献 (11件)：

• R. Wood, M. Williams, A. Kavcic, and J. Miles, “The feasibility of magnetic recording at 10 terabits per square inch on conventional media,” IEEE Trans. Magn., vol.45, no.2, pp.917-923, Feb. 2009.
• H. Nobuhara, Y. Okamoto, M. Yamashita, Y. Nakamura, H. Osawa, and H. Muraoka, “Influence of writing and reading ITI's depending on recording patterns in shingled magnetic recording,” Digest of Intermag 2014, HW-9, May 2014.
• R. G. Gallager, “Low-density parity-check codes,” IRE Trans. Inform. Theory, vol.IT-8, pp.28, no.4, pp.490-500, Apr. 2004.
• 三田誠一, 西谷卓史, 澤口秀樹, 松井一, “磁気ディスクの信号処理技術-PRML方式の基礎と実際-,” pp.60-85, 森北出版, 東京, 2010.
• 渕田孝康, 中村博文, 森邦彦, 村島定行, “母点を一つずつ追加することにより効率良く2次元離散ボロノイ図を作成する方法,” 信学論(A), vol.J85-A, no.5, pp.571-583, May 2002.

タイトルに関連する用語 (4件)： SMR ,  パリティ検査 ,  復号 ,  性能改善